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20年前に解読された舞踏譜。
そこには才気溢れるダンサー、ルイ14世と宮廷音楽家リュリが記されていたー。

『カストラート』の名匠コルビオ監督の絢爛豪華な話題作!


わずか20年数年前に解読された17世紀バロック・ダンスの舞踏譜。そこには才気溢れるダンサー、そして「太陽王」の名をほしいままにしたフランス国王ルイ14世の姿があった。ルイはわずか5歳で国王となったが、政治の実権は母と愛人が握っていた。幼い時から音楽とダンスの才能に恵まれていた彼にできることは、ダンスを通して人々の崇拝を獲得することであった。そんな彼のそばには常に一人の男がいた 。国王ルイ14世をまさに太陽のごとく輝かせるために3000曲余りを作曲し、バロック・ダンスの隆盛を支えた音楽家にして舞踊家、リュリである。彼の情熱の源は、国王である一人の男、ルイに対する熱く狂おしい愛にほかならなかった。
 
本作は、時代を輝かせた二人の男の秘められた苦悩と禁断の愛の物語である。と同時に、宮廷内の権力闘争の中で若きルイ14世が政治の実権を握り、真の権力者となる過程が極上のサスペンスとして、danceダイナミックに描き出されていく。『カストラート』で世界にセンセーションを巻き起こし、賞賛を集めた名匠ジェラール・コルビオ監督の最新作『王は踊る』 はヴェルサイユ宮殿に実際にロケし、歴史の陰に秘められたドラマを大胆に耽美的に映画化した絢爛豪華な話題作である。

 
物語は、1652年、ルイ14世が14歳の年に始まる。すでに舞踊家としての評判を勝ち取っていたルイは、イタリアから宮廷にやって来たリュリの音楽に魅せられ、リュリもまた輝くルイの存在にたちまち心を奪われる。やがて青年王に成長したルイは、政治の全権掌握に向けて親政を敷くと、リュリと劇作家モリエールに命じて、音楽と芝居を合わせた画期的な舞台を創作させ、大評判を呼ぶ。しかし、モリエール劇の鋭い風刺が宮廷人たちの批判を浴びるようになると、ルイは自身の権力を守るためにモリエールを切り捨ててしまう。王として立場が同性愛を禁じるルイに、次は自分も捨てられるのか? 音楽と舞踊に託して国王に狂おしいまでの愛を捧げてきたリュリは、傷つき、絶望する。だが、それでもリュリは生涯、ルイを愛することをやめなかった……。
 
ルイ14世を演じるのは、『年下のひと』で美貌の天才詩人ミュッセを演じ、共演のジュリエット・ビノシュをも虜にしたブノワ・マジメル。絶対君主への道を突き進むルイの傲慢さと繊細さを見事に体現し、映画史上で最も美しい太陽王としてスクリーン上に光り輝いている。ルイ14世は非常な体力と熟達を必要とする複雑なステップをこなしたと言われており、マジメルは入念に準備した上で主役に臨んだ。
ルイへの激しい愛を音楽に昇華させるリュリを演じるのは『君が、嘘をついた。』の新鋭、ボリス・テラル。"官能的なプラトニック"というアンビヴァレントな感情をひと目で納得させる渾身の演技だ。また、王の寵愛を受けて数々の名作を書き上げるモリエールを 、『ジャンヌ・ダルク』『パトリオット』のチェッキー・カリョが怪演している。realisateur et scenario
監督は、アカデミー賞を2度ノミネートされたベルギーの名匠ジェラール・コルビオ。デビューは、88年『仮面の中のアリア』でカンヌ国際映画祭招待作品に選ばれ、 米アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされる。94年には、実在したカストラートの中でももっとも有名なファリネッリをモデルに描いた『カストラート』を発表。 世界中で大ヒットを記録したこの作品は再びアカデミー賞外国映画賞にノミネートされた。これまで同様、本作でも彼は夫人のアンドレとともに自らシナリオを執筆、さらに、「リュリ、もしくは太陽の音楽家」等の著者フィリップ・ボサンを始め、数人 の名だたる作家の協力を得て、史実と大胆な着想を取り混ぜ、豪華できらびやかなタペストリーのごとく織り上げるのに成功した。
振付は、バロック・ダンスの踊り手で、「フェット・ギャラント」の創始者ベアトリス・マサンが担当。この時代の舞踏のステップを記した「舞踏譜」は非常に複雑な拍子やテンポ、ステップが書き込まれているが,20年ほど前に解明され、名手マサンが現代に引き継いでいる。本作ではルイ14世のダンサーとしての地位を決定した、プティ・ブルボン宮でのルイとリュリの初舞台《夜のバレエ》の「昇る太陽」役の踊りや、傑作オペラ《アティス》の 「眠り」役、成人したルイが金粉に身を包んで踊ったと伝えられる《堂々たる恋人たち》等をバロック・ダンスのステップに忠実に振り付けた。また、リュリとモリエールが演じた舞台は1670年にシャンボール城で初演された《町人貴族》の再現である。音楽はリュリが残した3,000の楽曲の中から1年間をかけて45曲を選択、ラインハルト・ゲーベルが指揮を担当しているのも話題である。
更に、本作ではバロック時代に演奏された弦の先端が尖っているバロック・ボウ(ヴァイオリン)、そしてリュリがダンスを教える時に使用していたポシェット(小さなヴァイオリン)などの数々の古楽器も再現されている。更に、ヴェルサイユ宮殿でのロケを敢行したダイナミックな映像も見逃せない。

 

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