今回のハテナ
> 平成23年5月22日放送分 震災後 街の明るさどうなった?
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今回のねらい

東日本大震災後、電力不足による節電活動の影響で街の明かりが暗くなっています。明るい夜に馴れていた私たちにとって、はじめはその暗さに驚き、暗い気分にもなりましたが、馴れてきたという 人の声もちらほら聞くようになりました。
以前、当番組では、消費電力の増加とともに明るくなった街で計測機を使いその明るさを数値化しました。震災前の街の明るさと現在を比較し、どのくらい明かりが減ったのかを調査しました。今後しばらく続くと思われる電力供給難の中で、増加し続けた街の明かりと、どのように折り合いをつければ良いのでしょうか?以前の明るさを取り戻せば良いのか?それとも節電の契機と考えるべきなのか?取材を通し、スタジオでこれからの街の明かりについて考えました。


今回のねらい

企画のポイント

■ 街の明るさを比較

以前トコトンハテナでは、街が明るくなりすぎているのではないかと、各地で明るさの調査をしたことがありました。
今回は、その当時に計測した場所に再び行き、震災前後の明るさを比較しました。周りに民家が少ない「河川敷」、「住宅地」、「商店街」、人が大勢集まる「繁華街」と、郊外から都心へと計測していきました。
まず「河川敷」は、震災前後の映像を比較すると、明らかな違いがありました。街灯が消え、街から届く明かりも少なくなり、計測機の数値も大幅に小さくなっていました。
「住宅地」では、見た目の明るさも、計測機の数値も、さほど違いはありませんでした。防犯上の問題なのか、街灯もしっかりついていて震災前後の差をみることはできませんでした。
「商店街」では、商店が看板や店内の照明をおさえて節電努力をしていたものの、計測値の差は震災前後であまりありませんでした。
「繁華街」は渋谷と新宿の2か所で計測。ネオンが明らかに減っていて、明るさの数値も震災前の半分以下でした。


街の明るさを比較


街の明るさを比較


街の明るさを比較

■ 屋内の明かりはどうなった?

くわばたと浜口が訪れたのは、以前、取材させていただいた東急電鉄の大岡山駅。通勤、通学、買い物と大勢の人が行きかうこの場所では、どの様な節電をしているのか調査をしました。この駅は震災前に比べ、照明を全体的におとし、広告を照らす明かりや、待合室の照明などもおとしていました。節電は照明機器に止まらず、改札口を少なくしたり、エスカレーターを部分的に止めたり、運行ダイヤの調整をしたりと節電を細かくおこなっていることが分かりました。
続いて訪れたのは、大型家電量販店。客に商品の説明をするためにも、陳列されている電気製品に電源を入れておくことが、震災前は当たり前でした。しかし、震災後はそれも一変。ほとんどの商品の 電源はおとされていて、客に説明をするときだけ電源をいれるという対応をしています。売り場の照明も部分的におとされ、特に従業員の休憩所やバックヤードは徹底的に明かりの管理がなされていました。


屋内の明かりはどうなった?


屋内の明かりはどうなった?


屋内の明かりはどうなった?

■ 高橋道場

2009年に街の明るさを計測した中で、最高値だったのが新宿東口。震災後の明るさの数値を予想しました。今後の照明やネオンのありかたについても話し合いました。


高橋道場


高橋道場


高橋道場

■ ゲストコメンテーター

小林茂雄さん(東京都市大学 教授)

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