お燗には○○造りの日本酒がオススメ! 熱燗を美味しくする裏技とは!?

2015年11月23日

お燗には○○造りの日本酒がオススメ! 熱燗を美味しくする裏技とは!?
寒い季節には温かい食べ物・飲み物が特に美味しく感じられますよね。お酒も「日本酒のお燗」なんかを選べば、より季節感を楽しめること間違いなし。日本酒は美白効果が期待できる麹酸や、アンチエイジングに役立つといわれるフェルラ酸を含み、アルコール濃度が高いことから血液循環を良くするという優れたお酒です。しかし、日本酒の世界は奥が深いゆえ、お燗にしていいものなのか迷ってしまうことってありませんか? そこで、「一般社団法人 飲食店日本酒提供者協会」にお話しをうかがってきました。同協会はその名の通り、飲食店で日本酒を提供するプロの育成や、清酒を中心とする飲料の普及活動などを行っています。日本酒初心者でも分かりやすいように「お燗」について教えてください!

お燗酒にしていい日本酒と、してはいけない日本酒の違いは?

お燗には○○造りの日本酒がオススメ! 熱燗を美味しくする裏技とは!?
最近では、本格的な日本酒を出す居酒屋や、日本酒バーなども出てきました。お店で注文する際、どの日本酒でもお燗にしてもらっていいのでしょうか? それとも、お燗にしてはいけない日本酒があるのでしょうか? 「お燗にしてはいけない日本酒はありません。酒のタイプや好みにもよりますが、温度が40度前後~45度前後は甘みと旨みがじんわりと広がり、50度以上はキュッと辛さが際立ちます。その違いを味わうのがお燗の楽しみ。ただし、果実系の香りが高い日本酒やフレッシュなタイプの生酒は、冷たくして飲む方がオススメです」(飲食店日本酒提供者協会) なるほど。お燗酒はかなりオープンな飲み物のようです。普段、冷やで飲んでいる日本酒をお燗にしてみたらすごく美味しかった、という発見もあるかもしれませんね。 ちなみに、温めた日本酒のことを「熱燗(あつかん)」と総称したりしますが、この「熱燗」は正確には50度前後の温度帯の燗酒のみを指す呼び方なのだそうです。下記の呼び方を覚えて、「熱燗で!」以外の注文方法もぜひ試してみてください。 人肌(ひとはだ)燗=35度前後 ぬる燗=40度前後 上(じょう)燗=45度前後 熱燗=50度前後 とびきり燗=55度以上

電子レンジで温めた後に「水で締める」と美味しくなる

お燗には○○造りの日本酒がオススメ! 熱燗を美味しくする裏技とは!?
自分でお燗をつける際のコツを教えてください。 「日本酒を入れた徳利を鍋に入れ、湯煎する方法がオススメです。鍋のお湯が60~70度のときに徳利を入れ、日本酒の温度をゆっくり上げるとまろやかになります。徳利からおちょこに注ぐと5度前後温度が下がりますので、それを計算して温度を計ってください」(飲食店日本酒提供者協会) 温度帯によって味わいが変わるとのことなので、お燗酒を作るなら温度計は必須ですね。まろやかなお酒になるように、少しずつ温度が上がるのをゆっくり待つというのも風情があっていいかもしれません。しかし、もっと簡単にお燗をつける方法はありますか? 「湯煎は温度計がないと難しいですが、電子レンジでも美味しくお燗をつける方法はあります。最近のレンジには『お燗酒』ボタンや設定があるタイプも。ない場合は、500ワットで1分程度温めると良いでしょう。温めた後、酒の入った徳利を少し水につけると、酒が落ち着いて美味しくなります」(飲食店日本酒提供者協会) 電子レンジを利用すれば、気軽にお燗に挑戦できますね。最後に水で締めるのがポイント。

お燗酒にオススメな日本酒は「生酛(きもと)造り」

お燗には○○造りの日本酒がオススメ! 熱燗を美味しくする裏技とは!?
日本酒のプロがオススメする、お燗酒に向いている日本酒を教えてください。 「『生酛(きもと)造り』の日本酒がオススメです。旨みが豊富なため、お燗にするとより一層生酛造りの良さを感じられます。今、若い造り手もどんどんチャレンジしていて、生酛造りの日本酒に注目が集まっているんですよ」(飲食店日本酒提供者協会) 生酛造りとは、原材料に日本酒の基本である水・米・麹(こうじ)のみを使い、手作業で仕込み、自然の力で酵母を育てるという昔ながらの製法。手間暇も掛かりますし、難しい製法ですが、味に深みとやわらかさが出るそう。
お燗には○○造りの日本酒がオススメ! 熱燗を美味しくする裏技とは!?
上級者なイメージがあったお燗酒ですが、実はあまり堅苦しいルールはなく、熱くてもぬるくてもその温度ならではの味を楽しめばいいということが分かりました。日本酒初心者の方も、肝臓に負担をかけない量として1日1合(180cc)、女性はその半量ほどを目安に、 この冬はぜひ美味しいお燗酒をお楽しみください。 日本酒にも合う塩辛をお取り寄せするなら虎ノ門市場で!