長ネギステーキ!? ネギ農家の人たちはどうやって長ネギを食べているのか教えてもらった

2015年11月30日

長ネギステーキ!? ネギ農家の人たちはどうやって長ネギを食べているのか教えてもらった
スーパーなどでは一年中見かけるけれど、実は11月~2月が旬の「長ネギ」。さまざまな料理に使われ、日本人にとって身近な食材のひとつです。せっかく旬の時期なので、より美味しく味わいたいものです。 長ネギに詳しい人なら、きっとその美味しい食べ方も知っているはず……。ということで、毎日長ネギと向き合っている“ネギ農家さん”に「普段、どうやって長ネギを食べていますか?」と聞いてみました。協力していただいたのは、岡ネギ技研の小城(こじょう)さん、ねぎびとカンパニーの清水さん、なかざと農園の中里さん。「オススメの長ネギの食べ方」を教えてもらい、筆者が実践してみました。

酒のつまみにもOK! 「ネギ塩ダレ」

長ネギステーキ!? ネギ農家の人たちはどうやって長ネギを食べているのか教えてもらった
「小口切りした長ネギをゴマ油でしんなりするまで炒めて、お好みで塩を振ると、ネギ塩ダレの完成。酒のつまみや、焼き肉のタレなんかに重宝しています」(中里さん)
長ネギステーキ!? ネギ農家の人たちはどうやって長ネギを食べているのか教えてもらった
ネギの香りでいつもの料理がランクアップしました。長ネギさえあれば、思いついたときにパッと作れるのもうれしいですね。

味が染み込んで最高! 「長ネギおでん」

長ネギステーキ!? ネギ農家の人たちはどうやって長ネギを食べているのか教えてもらった
「おでんの具に、太めの長ネギを切って入れています。おでんの汁をたっぷり吸い込んで、口の中でやわらかくトロけますよ」(小城さん)
長ネギステーキ!? ネギ農家の人たちはどうやって長ネギを食べているのか教えてもらった
お鍋の長ネギとは違った風味でとっても美味しい! 長ネギは大きめに切るのがポイント。関西地方では定番の具である「牛すじ」と一緒に食べると極上のハーモニーです。

丸ごと焼くだけ! 「長ネギステーキ」

長ネギステーキ!? ネギ農家の人たちはどうやって長ネギを食べているのか教えてもらった
「長ネギをフライパンで油を引かずに焼きます。なるべく切らずに一本まるまる焼くのがいいですが、フライパンのサイズに合わせてください。表面が焦げるまで強火で4~5分焼いたら、フタをして弱火で10分。味付けは塩とコショウのみです。お皿に移してからネギを切ると、中からトロっとした甘い汁が出てきます。この食べ方はバーベキューのときなんかもおすすめです。焦げても皮を一枚はがせばいいだけですし、アルミホイルを使えばお手軽で簡単ですよ」(清水さん)
長ネギステーキ!? ネギ農家の人たちはどうやって長ネギを食べているのか教えてもらった
焦げた部分をフォークで剥がし、中のトロッとした長ネギをナイフで切りながらいただきましょう。ネギの甘みが広がり、これぞ究極の長ネギレシピ!

ネギの鮮度を見極めるには「青い部分の切り口」をチェック!

せっかくなので、新鮮な長ネギの見分け方と正しい保存方法も教えてもらいましょう。 「長ネギの頭(青い部分)の切り口の穴を調べてみてください。穴のまわりが湿ってぬるぬるしていれば、その長ネギは新鮮な証拠です」(清水さん)
長ネギステーキ!? ネギ農家の人たちはどうやって長ネギを食べているのか教えてもらった
「ネギは乾燥に弱い野菜です。今のような空気が乾いている季節にそのまま放置してしまうと、すぐヘタってしまいます。冷蔵庫に入れる場合は、ラップやポリ袋に包んでから入れてください。常温の場合は、濡れた新聞紙に包んだ後に、冷暗所に立てて保存するのがおすすめです」(中里さん) 泥付きのネギであれば、外気温の低い冬の時期は庭などの土に埋めて保存しておくことも可能なんだそう。また、すぐに使わない場合は冷凍保存が便利です。細かく切ってしまうと風味や栄養分が減少してしまうため、適当な長さに切り、新聞紙などで包んで乾燥しないようにすれば1ヶ月は保存できます。 「ネギの魅力は美味しさだけでなく、便利で健康にいいところです。ネギは根っこを除けば、食べられない部分はありません。煮てもいいし、焼いてもいいし、細かく刻んで薬味にしてもいい。ネギの青い葉の中に含まれる粘液には免疫活性効果があり、風邪の予防や症状改善にも有効です。これほど万能な野菜はなかなかありません」(小城さん) ネギは青い葉の部分が緑黄色野菜、白い部分が淡色野菜というMIX野菜だってご存知でしたか? ビタミンCやカロテンなどが多く含まれる青い部分は、免疫を活性化させるだけでなく、乾燥予防・保湿作用により美肌効果が期待できます。 白い部分にはネギの香りの成分であるアリシンが含まれており、ニンニクと同じく疲労回復に効果が期待できるそうで、万能といわれるのも納得です。 教えていただいたレシピもどれも簡単なので、今年の冬は長ネギの登場回数が増えそうですね。ぜひネギ農家直伝の長ネギ料理にチャレンジしてみてください。