“昭和レトロ”発祥の町、東京・青梅の商店街で昭和にタイムスリップする日帰り旅

2016年5月19日

“昭和レトロ”発祥の町、東京・青梅の商店街で昭和にタイムスリップする日帰り旅
東京都の西部に位置し、豊かな自然がたくさん残る青梅市。都内でもなかなかクローズアップされることが少ないこのエリアですが、実は、“昭和レトロ”な町並みが楽しめる観光スポットとして密かに人気なのだとか。そこで、昭和を知る者には懐かしく、平成生まれの若者には新鮮な、昭和レトロをめぐる日帰り旅に行ってきました。

街のあちこちでレトロな映画看板を発見!

新宿駅から電車に乗って、約1時間で青梅駅に到着。駅を背にして旧青梅街道へ出ると、レトロな映画の看板が町のあちこちに! 古い商店街に懐かしいタッチの看板が溶けこんでいて、昭和にタイムスリップしたような感覚に捉われます。
“昭和レトロ”発祥の町、東京・青梅の商店街で昭和にタイムスリップする日帰り旅
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そもそもは、平成5年に町おこし目的で始めた「青梅アートフェスティバル」で映画看板絵師の久保板観(ばんかん)さんが街中の看板を手掛けたことをきっかけに、今もその看板が飾られているそう。今となってはよく耳にする“昭和レトロ”という言葉も青梅が発祥で、青梅市の住江町商店街が考えたのだとか。 中でもノスタルジックな気分に浸れるのが、こちらのスポット。「青梅赤塚不二夫会館」、「昭和レトロ商品博物館」、「昭和幻燈館」です。

赤塚マンガの人気キャラが勢揃い!

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「青梅赤塚不二夫会館」は、「天才バカボン」や「ひみつのアッコちゃん」、「おそ松くん」などのヒット作を生んだ漫画家・赤塚不二夫のミュージアム。
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赤塚氏の写真パネルや、漫画の原稿、トキワ荘の部屋をイメージしたスペースなど、貴重な資料やアイテムがたくさん展示されています。作品同様、ポップでユーモアあふれる展示を眺めているだけで楽しい気分に。グッズ売り場も充実しており、バカ田大学のオフィシャルアイテムも見つかります(笑)。

昔懐かしの日用品パッケージに興奮!

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隣接する「昭和レトロ商品博物館」は、名誉館長である昭和B級文化研究家の串間努氏が収集したアイテムを中心に、昭和時代のお菓子や薬、清涼飲料など日用品のパッケージなどを展示する国内でも珍しい博物館。
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館内でひときわ目立つ駄菓子屋は、小さい頃通った駄菓子屋がそっくりそのまま、そこに残っているかのようなリアルさで、思わず「懐かしい~!!」と声を上げてしまいそうに。駄菓子の一部は実際に購入もできるので、童心に返って大人買いしてみては?
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薬や整髪料、おもちゃなど懐かしいパッケージがずらり。当時を知らない世代にとっては、このレトロ感が逆におしゃれ! と、新鮮に感じるかもしれません。

青梅名物の食べ歩きグルメスポットへ寄り道

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最後の「昭和幻燈館」へ向かう途中に立ち寄りたいのが、「シカゴチキン」です。その名の通り、フライドチキンや唐揚げなどを販売する、昭和51年創業の揚げ物屋さん。地元の人も通う、青梅を代表する人気店です。
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一番人気の、細長いフライドチキンを串刺しにした「骨なしフライド」250円(税込)が売り切れていたので、こちらも人気という「塩フライド」500円(税込)を購入。パリパリの皮をがぶっとほお張ると、塩味の旨い下味がしみ込んだ鶏もも肉の肉汁が口の中にぶわっと広がります。ああ、やめられない止まらない……!

昭和30年頃の青梅の街をジオラマで再現!

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寄り道を終えて、「昭和幻燈館」へ到着。こちらでは、青梅の昔の町並みや青梅駅のジオラマを展示するほか、青梅でデビューしたユニット『Q工房』の墨絵作家の有田ひろみさん、ぬいぐるみ作家の有田ちゃぼさんの作品を常設。
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昭和30年頃の青梅のジオラマ。当時の暮らしや町のつくりがしみじみと伝わる、精巧なジオラマに時間を忘れて見入ってしまいます。
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受付を兼ねた売店では、往年の昭和スターのブロマイドや、古い映画のパンフレットなども販売。

リアルな昭和レトロが残る商店街をぶらり

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平日のお昼にも関わらず、商店街には所々シャッターが閉まっているお店もチラホラ。ノスタルジックな町並みに漂う、そこはかとない哀愁を感じながらの町歩きも、なかなか味わい深いもの。
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「カワスギ陶器店」は、江戸末期から続く老舗。おばあちゃんちの食器棚にあったような、どこか見覚えのある器やグラスが並びます。
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中には昭和30年代に作られたものもあり、「もう職人さんがいないから、今出てるだけで終わり」と、女将さん。手頃な価格のものも多いので、掘り出しモノが見つかるかもしれません。
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「ホテイヤ」は天保年間創業の歴史深い傘屋さん。都心で傘屋さんはほとんど見かけなくなりましたが、ここは店の雰囲気も品揃えも、昭和のまま時間が止まっているかのよう。
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ブランド傘や洋傘に混じって和傘も販売しており、品揃えはなんと約3,000本! 「青梅傘はね、ほかの蛇の目傘と違って油紙を使ってるのよ」と、女将さんが見せてくれました。恥ずかしながら、青梅傘という和傘の存在を初めて知りました……。聞けば、江戸時代に青梅縞という織物とともに、青梅傘は青梅の特産品だったのだそう。なんだか傘の博物館を訪れたような気分です。

ニャンとも不思議な路地をお散歩

狭い路地に迷い込んでみるのも、青梅の町歩きの醍醐味。細い道に古民家がひしめき、その途中には商店があったりと趣がたっぷり。中でも有名な路地が「にゃにゃまがり」。
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細い道を進むと曲がり角、また進むと曲がり角の繰り返し。くねくね曲がった道の途中には猫のオブジェがあり、不思議の国の迷路を彷徨っているような気分になってきます。青梅は“猫町”としても知られ、「にゃにゃまがり」以外にも、町のいたるところに猫のアートがあります。
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思わずシャッターを切りたくなるような、昭和レトロな風情と“猫”が共存する町・青梅。ほっこり懐かしい気持ちを味わいに、気ままにぶらり訪れてみてはいかが? <施設データ> 赤塚不二夫会館 住所:東京都青梅市住江町66 電話番号:0428-20-0355 営業時間:10時00分~17時00分 休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌日休館)年末年始(年末年始やゴールデンウィークなどはお問い合わせください ) 入館料:一般入館料/大人450円、子供250円(各税込) 昭和レトロ商品博物館 住所:東京都青梅市住江町65 電話番号:0428-20-0355 営業時間:10時00分~17時00分 休館日:月曜日(祝日の場合開館、翌日休館)、年末年始 入館料:大人350円、子供200円(各税込) 昭和幻燈館 住所:東京都青梅市住江町9 電話番号:0428-20-0355 営業時間:10時00分~17時00分 休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌日休館) 入館料:大人250円、子供150円(各税込) 関連記事: 「松ロス」の救世主!? 6つ子に萌える女子達のココロのスキマを埋めるコラボカフェ潜入レポート!!