特別な道具は不要! 台所にあるアレを使って簡単手打ちうどん

2016年11月7日

特別な道具は不要! 台所にあるアレを使って簡単手打ちうどん
11月11日は「麺の日」。全国製麺協同組合連合会が制定したもので、細く長い麺を数字の1に見立てているんだとか。せっかくの「麺の日」、皆さんもおうちで麺づくりに挑戦してみませんか? 麺といっても蕎麦やパスタ、ラーメンなどいろいろありますが、今回は日本人が大好きなうどんの打ち方をご紹介します。

2人前がたった1時間半で!

今回うどんの打ち方をご紹介いただくのは、うどん店の食べ歩きのみならず、自身でもうどんを打ち、年間400杯以上ものうどんを食べているというフードライターの井上こんさん。 「『うどん打ち』というと、粉を練ったり踏んだりと面倒なイメージを持たれがちですが、工程自体はとってもシンプルなんです。粉をブレンドしたり、生地を3日寝かせたりと、やろうと思えばいくらでも手をかけられるのですが、逆に工程を超簡略化しても案外できてしまう懐の広さがうどんの魅力でもあります」(井上さん) 井上さんが考案したうどんの打ち方なら、初心者でも2人前1時間半もあれば十分だとか! また、「プロが使うような麺棒や麺切り包丁はうちにはないし……」という方もご安心あれ。どの家庭にも必ずあるアイテムを使ったうどんの打ち方を教えてもらいました! <用意するもの/2人前>
特別な道具は不要! 台所にあるアレを使って簡単手打ちうどん
・小麦粉(中力粉) 200g ・食塩水 98g(水 90g・塩 8g) ・コーンスターチもしくは片栗粉 適量 ・ラップ ・大きめのビニール袋 1枚 ~始める前に~ 粉が飛ぶので、下の写真のようにテーブルにラップをすき間なく敷いておくのがおすすめです。
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1.【混合・水回し】所要時間:約10分

まずは小麦粉に食塩水を2回に分けて回しかけ、粉全体に水が行き渡るように指先を立てて手早く混ぜます。
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しばらくすると細かい固まりができてくるので、手の平を使って捏ね、一つのかたまりにまとめていきます。この時点では、見た目が多少ぼこぼこしていても構いません。
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2.【足踏み・寝かせ(1回目)】所要時間:約30分

ここからは、うどんの「コシ」を生む大事な作業です。まとめた生地を大きめのビニール袋に入れ、足のかかとで軽く踏みながら伸ばしていきます。このとき、やみくもに踏むのではなく、その場で小刻みに2~3周しながら全方位に伸ばす感覚で踏んでいきましょう。 生地がある程度伸びたら、ビニール袋内で2回折りたたみ、また足踏みで伸ばしていきます。この作業は2回ほどで十分です。
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足踏みを終えた生地は乾燥しないようしっかりラップで包み、20分ほど常温で寝かします。
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3.【団子作り・寝かせ(2回目)】所要時間:約30分

親指の腹を使って、生地を内側へ内側へと折り込むようにしてきれいな団子を作ります。
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1回目同様、生地が乾燥しないようしっかりラップで包み、2回目は1時間ほど常温で寝かせます(夏場は30分でOK)。
特別な道具は不要! 台所にあるアレを使って簡単手打ちうどん

4.【伸ばし】所要時間:約10分

通常、生地を伸ばすには麺棒を使いますが、実はラップで代用可能! 生地の中心から外へ向かってゆっくり伸ばしましょう。この際、伸びた生地が縮んでしまうのを防ぐために、たとえば12時の方向に伸ばす場合、反対の手の平で6時の方向へ少し引っ張るような感覚で行いましょう。生地がベタつく場合は、コーンスターチもしくは片栗粉を軽く振りましょう。
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厚さの目安は3mmほど。本来は正方形に仕上げていくのですが、そこは省略します。
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5.【包丁切り】所要時間:約5分

うどん作りもいよいよ佳境です。と、その前にまな板をラップの下に敷いておきましょう。生地全体にコーンスターチもしくは片栗粉を振ったら、まず、生地の上部を下方向へ折り返します。
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次に、先ほどと反対に生地の下部を上方向へ折り返し、三つ折り状態にしたら準備完了!
特別な道具は不要! 台所にあるアレを使って簡単手打ちうどん
余談ですが、手打ちうどん屋さんでたまにみかける細長い三角形のような麺は「耳」とよばれる端っこの部分で、その麺が手打ちであることを示しています。耳を切り落としたら、2~3mm程度の幅に揃うよう切っていきましょう。
特別な道具は不要! 台所にあるアレを使って簡単手打ちうどん
このまま切りたてを食べるのがおすすめですが、1食分ずつラップで包み、冷凍保存すれば1ヶ月くらい持ちます。
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6.【茹で】所要時間:14~15分

最後に、切った麺を茹で上げます。茹で時間は上記を目安にお好みで。 ★お湯は“たっぷり”が鉄則! 特に、打ち粉を片栗粉で代用した場合はお湯が粘りやすいため、できるだけ大きな鍋で茹でましょう。冷水でぬめりを洗い流せば完成です!
特別な道具は不要! 台所にあるアレを使って簡単手打ちうどん
△今回はざるうどんで プロが使うような道具を揃えなくても、おうちにあるものだけでうどんって作れちゃうんです。初めて打つ場合、細いのあり、太いのありと、不揃いになると思いますが、それも手打ちならではのご愛嬌。自分で打ったうどんの味はきっと格別ですよ♪ 慣れてきたら、麺の太さや水分量、寝かせ時間を変えて、自分の好みのうどんを探求するのもよいでしょう。では、おいしいうどんができますように!