今回は、『 スミスの本棚・特別編 ① 』 

 

ゲストは、池上彰さん。

昨年春にテレビのレギュラー番組から姿を消した池上さんですが、

「本の取材なら、喜んで・・」 と、快諾頂きました。

短い取材時間でしたが、とても充実した読書談議となりましたので

放送は、2回に分けてお送りしました!

 

池上さんは、ご存知のように沢山の本を出版し大ヒットしていますが

( ↓ 池上さんの本コーナー )

実は、ご自身も『本の虫』と仰るように、無類の本好き。

この取材を通して、改めて池上さんの本に対する愛情を強く感じました。

 

 

多忙なスケジュールの中でも、1日2、3ヵ所の書店に足を運び、

毎日購入するそうです。(週に数万円は本の為に使うそうです)

書店の立地によっても、揃えている本の種類や並べ方、

得意分野なども異なってきますので、数箇所回ることで

全体が把握できるのだとか。

 

『 本屋を歩けば、大体世の中の情勢が掴めますし

  今、人々が何に興味を持っているかも分かるでしょう。 』

 

そう語る池上さんに懇願し、

いつもの書店通いに同行させて頂きました。

 

― というわけで、やって来たのは

  池上さんもよく立ち寄るという霞ヶ関の日本記者クラブも入るビル内の書店。

 

 

『 まずは新書のコーナーから・・ 』

既に店頭に並ぶ本は ほぼ購入済みだだった池上さんですが、

購入を迷っている本、タイトルと帯に引かれて手に取ったけれど

また棚に戻してしまった本なども多々あります。

 

驚くのは、その守備範囲、興味の対象の広さ。

外交、年金、歴史上の人物・・・あらゆる事に対して問題意識を持ち

貪欲に書物の知識を求めています。

池上さんの「本選び」の思考過程を目の当たりにした私は

ちょっと興奮してしまいました。 ( ↓ ) 

 

 

 

そんな池上さんがお薦めする一冊は・・

 

『 もうすぐ絶滅するという紙の書物について 』 

 

これは、いわゆる「書物マニア」の2人による楽しい書物談議。

イタリアの小説家(ウンベルト・エーコ)と

フランスの劇作家(ジャン=クロード・カリエール)の2人が

これまで収集してきた本の魅力などについて、(脱線しまくりで)奇想天外の

話を繰りひろげていきます。

 

正直に申し上げますと。

「紙の書籍が電子書籍に取って変わられるのか・・・」

という論議は、本の最初の方に少し語られるだけです。 

 

とても分厚い本ですが、これを読むと「書籍」についての興味が

ぐっと広がりますし、本に秘められたパワーにも驚かされます。

また、中で紹介される数々の本は、

これからの余生でぜひ読んでおいた方がいいものばかり。

 

 

『 賢者は歴史に学び 愚者は経験に学ぶ 』

 

 

再認識させてくれる、素晴らしい一冊。

 

かなり分厚い本ですが、ぜひ人生どこかのタイミングで手にして欲しい本ですね。

 

 

 

 

 

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