4月4日(水)放送 「annex ~「贈る」が未来を変える~」
小林武史さん
音楽プロデューサー

今年デビュー20年を迎える人気ロックバンドMr.Childrenをプロデュース。この20年を振り返って小林さんは「本当に紆余曲折があって、僕とぶつかったりすることも色んな段階ではありました。今は本当にぶれることなく、ただ本当に楽しいだけでやれているようなところがあります」と話す。小林さんは、このほか小泉今日子やサザンオールスターズ、My Little Loverをプロデュースしてきた。一方で農業に強い関心を持ち、農業生産法人やレストランを運営し、食もプロデュースする。

「日本の文脈」
内田樹、中沢新一
(角川書店)

小林さんは、著者の中沢さんからこの本をもらったという。大震災と原発事故の後に日本人はどう生きるか、日本の未来はどうなるのか、日本を代表する2人の思想家の対談を通じて考える一冊。この本の中で、日本の未来を読み解くキーワードが「贈与」。誰かに何かをしたい、届けたいという思い(贈与)が日本の社会と経済を変え始めているという。

「おたがいのあいだに『贈与』の原理にもとづく人間関係を生み出したいという気持ちが、わきあがり始めている。地域の活力を高めて、いまよりも幸福感の高い社会をつくるためには、経済のかたちを変えていかなければならないという考えに、いままでになかったようなリアリティが生まれ始めている。危機のさなかに、かすかな光が見え始めてもいるのだ」(日本の文脈より)

小林さんは「見返りからは始まらない。『届くといいな』と思って僕らも頑張るわけだし。大震災の後に、この国の人たちも『届ける』という思いが強くなった。しかも贈るというのは何か自分に返ってくるものがある、上手く言えないけれど」という。

小林さんインタビュー(HP限定公開)

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