12月12日(水)放送 annex ~『僕自身まだまだ小僧』 ~
佐々木則夫さん
サッカー 日本女子代表監督

1958年山形県生まれ。NTT関東サッカー部でMFとして活躍。98年大宮アルディージャ監督。2006年にサッカー日本女子代表コーチ、翌年監督に就任。08年の北京五輪で4位入賞、11年FIFA女子ワールドカップで優勝を果たした。12年ロンドン五輪で銀メダルを獲得。11年のFIFA女子年間最優秀監督賞受賞。

「人生生涯小僧のこころ」
塩沼亮潤著
(致知出版社)

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なでしこジャパン監督として4年間チームを率いた佐々木則夫さん。ロンドン五輪が終わったあと、実は女子サッカーの監督を辞めるつもりだったと言います。「この4年間、精一杯やった」と思っていた佐々木監督の考えを変えたのは、塩沼亮潤さんの著書「人生生涯小僧のこころ」でした。

僧侶の塩沼さんが挑んだ「千日回峰行」。往復48キロの山道を、毎日16時間かけて歩く・・・これを千日、およそ9年間毎日続ける修行です。塩沼さんは、人生という試合の相手は『自分自身です』と言い切ります。「(女子サッカーから)逃げていたのかもしれない。この本を読んで、『僕も次に戦うのはまた自分自身だ』と再確認した」(佐々木監督)

本の題名にもなっている「人生生涯小僧のこころ」という言葉は、塩沼さんが行を終える1日前に記した言葉です。小僧のように、謙虚な気持ちであり続けたい...。

「僕自身も女子サッカーにとってはまだ小僧じゃないか、という気持ちになった」「そのとき、最初に監督を引き受けたときと同じ気持ちになれると自分で確認できた。それで(続投を)引き受けた」

そんな佐々木監督は、「まだまだ僕自身、修行中ですよ」と、笑いながら語るのでした。

佐々木則夫さんインタビュー(HP限定公開)

未放送インタビューです。「小僧のこころ」の意外な効能、勝負に臨む「覚悟」の仕方、そして佐々木流「勝つ」リーダーシップについて聞きました。

関連書籍



「勝つ組織」
佐々木則夫・山本昌邦 著
(角川書店・角川oneテーマ21)

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個性の強い女子選手たちをまとめ、チームをW杯優勝・ロンドン五輪銀メダルに導いた佐々木則夫監督。その佐々木監督が、勝つための組織づくりについて語る対談をまとめた本を出しました。

リーダーの役割を佐々木監督に聞くと、「方向性を示すこと、組織をしっかり配置すること」。代表チーム作りの最初の1年半は「基本」、つまり目指したいサッカーの姿を繰り返し共有。その基本が浸透した後は選手たちの自主性にどんどん任せていったそうです。実際の試合では「我々は何を言っても事後のことばかり。瞬間瞬間のことは、選手が判断するのが一番のカギ」とのこと。「たとえば営業に行ったときに、いちいち上司に確認してから話すのでは、お客様に瞬時に対応できない。瞬時に対応できるか否かが、すごく大事ではないですか」




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