12月26日(水)放送 annex ~『ドラマのネタにしたい本』 ~
ジェームス三木さん
脚本家

1935年、旧満州奉天(瀋陽)生まれ。55年テイチク新人コンクールに合格、歌手デビュー。67年「月刊シナリオ」のコンクールに入選。野村芳太郎監督に師事、脚本家となる。85年放送のNHK連続テレビ小説「澪つくし」で第7回日本文芸大賞脚本賞、87年放送のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」でプロデューサー協会特別賞受賞。99年に第50回NHK放送文化賞。舞台演出や小説、エッセイなども手がける。テレビ東京新春ワイド時代劇「白虎隊~敗れざる者たち」(2013年1月2日夕方5時から放送)の脚本を執筆。

「病気の日本近代史 幕末から平成まで」
秦郁彦著
(文藝春秋)

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数々の人間ドラマを描き、ヒット作を生み出してきた脚本家のジェームス三木さん。選んだ本は「病気の日本近代史」(秦郁彦著)でした。著名な歴史学者の秦郁彦さんが、幕末から平成まで、日本人が戦ってきた病気の歴史をひもときます。この本には「ドラマのネタみたいなものがいっぱいある」とジェームス三木さんは語ります。

心の病に悩んできた数多くの著名な日本人たち。夏目漱石、太宰治などの名前が並びます。特にジェームス三木さんの心をとらえたのは「芦原将軍」。明治を生きた誇大妄想患者の芦原金次郎は、自分を将軍と信じ、病院の中でも将軍の格好をして、なんと周りからも将軍のように扱われたといいます。

芦原将軍を「ドラマにしたいと思った」というジェームス三木さん。「この世の中に、自分は将軍だと思っている人はいっぱいいる。『自分は正しい、自分は間違っていない』と」「(心の病には)誰でもなり得る」と語ります。

さらに、この本には「考えて読む」楽しみがあると言います。「(病気に対する)考え方がちょっと変わる。考える楽しみがある」「喜怒哀楽のうち一番大切なのは『楽』、楽しみだと思う。どんな本を読んでも自分でそれを感じるかどうか、自分の中で『楽しみの種』を植えられるかどうかが大事」




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