2月20日(水)放送 annex ~『直木賞作家が薦める本』 ~
安部龍太郎さん
作家

安土桃山時代の絵師、長谷川等伯の波乱と求道の人生を描いた「等伯」で第148回直木賞を受賞。
1955年福岡県生まれ。国立久留米高専卒。東京都大田区役所職員などを経て2000年「血の日本史」でデビュー。05年「天馬、翔ける」で中山義秀文学賞。ほかに「信長燃ゆ」「関ケ原連判状」「天下布武」「恋七夜」など著書多数。

「花見ぬひまの」
諸田玲子著
(中央公論新社)

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「花見ぬひまの」は、数々の時代小説を手掛けてきた諸田玲子さんの短編集。激動の幕末に、密かに恋の花を咲かせ激しく生きた女たちを描きます。

高杉晋作とその愛人をかくまった尼僧の野村望東尼や、女流俳人の田捨女・・・実在の人物と、恋と、仏の教えとが織りなす彩り豊かな物語。安部龍太郎さんはこの短編集が諸田さんの「新たな境地だ」と高く評価します。

「恋は普遍的で、仏教もある程度普遍的なもので」「(登場する女性たちが)仏教の教えがふっと胸に落ちるのは、激しい恋をしているからなんですね」

この本を薦めたい人は?
「この世の中で生きているのに、恋を忘れた人でしょうかね」

直木賞を受賞した小説「等伯」について語る安部龍太郎さん(HP限定公開)

関連書籍





「等伯」
安部龍太郎 著
(日本経済新聞出版社)

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安土桃山時代に活躍した絵師、長谷川等伯。その波乱と苦難に満ちた、しかし充実した人生を、迫力ある文体で描く小説です。
上下巻の大作ですが、森本キャスターも「一気に読んでしまった」というぐらい、等伯の人物像に引き込まれます。

安部龍太郎さんが一番伝えたかったメッセージは「苦しみは必ず乗り越えられるということ」。
苦難を乗り越えるたびに次々に新たな境地に達する等伯の生きざまを描くことで、「苦しみを乗り越える力は自分の内側にある」ことを、苦しみの多い現代に生きる私たちに伝えたかったのだそうです。





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