4月3日(水)放送 annex ~三浦しをん ~
三浦しをん さん
小説家

1976年生まれ。2000年「格闘する者に○」でデビュー。06年「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を受賞。12年「舟を編む」で本屋大賞第1位、文芸書の年間ベストセラー第1位。小説はほかに「まほろ駅前番外地」「風が強く吹いている」「神去なあなあ日常」「小暮荘物語」などがある。「舟を編む」は映画化され、13年4月13日から全国でロードショー。

水の家族
丸山健二 著
(求龍堂)

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「水の家族」(丸山健二著)は、30歳を目前に死んでしまった主人公が、雨粒や鳥のふんなどに化けて生まれ故郷をさまよう、不思議な小説です。一行の詩と、数行の散文で構成され、独特のリズムが読む者を引き付けます。

「文章がすごく美しいし、力強い」と語る三浦さん。「まず最初に語り手が死んでしまうというのも面白いし引きがある」

主人公の「私」は故郷をさまよいながら、命や人間について考えます。死んだあとの精神の成長を描いたともいえる物語。最後のクライマックスで激しく紡がれていく言葉に「ぞくぞくする、キターって感じ!」と、三浦さんは何度読んでも感嘆するといいます。「小説が持っている力を実感できる」本だそうです。

三浦さんがこの小説と出会ったのは中学生のとき。「ものごとは意味と無意味で分類できるものじゃないんだということが、すごくストンと腑に落ちた」「ものの見方を示してくれた作品です」

関連書籍



舟を編む
三浦しをん 著
(光文社)

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「舟を編む」は三浦しをんさんの著作で、12年の本屋大賞第1位も獲得したベストセラー。
出版社で新しい辞書作りに励む主人公の恋愛や成長を描いた物語です。
文芸書として異例のヒットを記録し、13年4月現在で70万部を突破。

タイトルの由来は・・・?

「辞書が言葉の海をいく舟みたいなものというイメージがあったので、舟という言葉を使いたくて、担当編集者に言ったら、『辞書を編むっていいますから舟を編むでどうですか』と言われて、『それだ!』って決めました」
(三浦さん談)




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