2017年7月4日

村上春樹が通ったジャズ喫茶:新宿「DUG」【読むテレ東オリジナル】

dug_0704_01.jpg


文豪たちが食べたものを食べに行き、当時のお話を伺う本企画。
ナビゲーターは日本近代文学館で文学カフェ「BUNDAN」を経営されている東京ピストルの草彅洋平さんことナギさんです。
さて、ナギさん、今回はどこへ行きましょうか?


草彅「今回は新宿のジャズ喫茶『DUG』へ。村上春樹さんゆかりの店なんですが、オーナーの中平穂積さんにはお世話になってるんです」


新宿のジャズ喫茶「DUG」は、1967年というジャズ喫茶全盛期に開店。多くの文化人が足繁く通い、イラストレーターの和田誠さんが店のロゴをデザインしたことでも有名です。
なんと! 中平穂積さんといえば、ジャズ写真家であり、このジャズ喫茶の創立者である伝説のオーナー。ナギさん、中平さんと親交があるんですね!


dug_0704_02.jpg
「DUG」オーナー・中平穂積(なかだいら・ほづみ)さん


1936年和歌山県生まれ。ジャズ写真家としてジョン・コルトレーン、アート・ブレイキーなど、数々のアーティストを撮影。61年、新宿にてジャズ喫茶「DIG」を開店。67年に「DUG」を新宿紀伊国屋裏に開店。77年新宿靖国通りに「New DUG」開店。2000年には新宿靖国通りにJAZZ BAR「DUG」を再オープンさせ、現在に至る。


今回は、中平さんと草彅さん、そして村上春樹文学に詳しい道前宏子さんをお迎えしての鼎談でお送りいたします。道前宏子さんは荻窪でブックカフェ「6次元」の店主をされています。


dug_0704_03.jpg
「6次元」店主、ライター・道前宏子(どうぜん ひろこ)さん


1981年神奈川県生まれ。2008年荻窪でギャラリー+古本+カフェが一体化した空間「6次元」をナカムラクニオ氏と共にスタート。展示、読書会、トークショーなどのイベントを行いながら、フリーランスとして編集やライター業もこなしている。大の村上春樹ファンとしても知られる。


村上春樹さんも、小説『ノルウェイの森』の中にも「DUG」を登場させています。都心の地下にひそむ名店へ、さっそく行ってみましょう!


2017年で50周年を迎える「DUG」


dug_0704_04.jpg


ジャズ喫茶だけあって、店内に流れるジャズの音色がとても素敵です。この立派なスピーカーから流れてるんですが...


dug_0704_05.jpg


壁掛けのテレビや飾ってある写真より大きい! 「C54 TRIMLINE」というシステムで、壁に埋め込むことにより音の広がりを高めているのだそう。


dug_0704_06.jpg


こちら店内の一角に埋め込まれたアンプは、この店のために小林重雄さんが特別に手がけたものなんだそうです。ジャズを愛し、音にこだわって店作りをされているのが随所に現れてますね。


dug_0704_07.jpg


草彅「中平さん、ご無沙汰してます〜。今回はこちらの道前さんと一緒にお話をお伺いします」

道前「私は荻窪で『6次元』というカフェをやっていて、今8年目になります。本日は中平さんにお会いできるときいて楽しみにしてきました! よろしくお願いします!!」

草彅「中平さんは、お店を始めてから今年で何年くらいになるんですか?」

中平「今年で50周年。『DIG』(※1)からだともう56年だね。」
※1...「DIG」は、「DUG」の前身となったジャズ喫茶。今の新宿アルタ裏にあったそうです。


dug_0704_08.jpg


草彅「中平さんは、おいくつになるんですか?」

中平「今年の8月で80。嫌ですね(笑)」

草彅「全然お元気じゃないですか(笑)今日は『DUG』の歴史と、村上春樹さんについてお伺いしたいと思います。」

関連カテゴリー

この記事を共有する