2017年7月6日

切腹覚悟で謝罪に臨め!「切腹最中」【読むテレ東オリジナル】

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ビジネスでは、どんなに注意を払っていても思いがけないミスはあるもの。何らかの事情で顧客や取引先に迷惑をかけてしまい、謝りに向かう場面もあるでしょう。そんな時は、お詫びの心を込めた手土産持参が必須ですよね。


この連載では、間違いない"謝罪の手土産"選びをお手伝い!
選ぶ際のポイントや、渡すときのマナーガイドも必読ですヨ。


【お詫びの品は重さが重要】


改まった挨拶には「菓子折り」とよく言いますね。これは折箱入りの菓子ということ。基本の"き"として、折箱に入ったお菓子を持参しましょう。まちがっても、大袋入りやバラ売りのものなどを買わないように。

そしてここが重要!
「重たいもの=誠意が詰まっている」として、ずっしりとした豆大福や、羊羹などがよく選ばれるようです。「重く受け止めています」ということが相手にも実感として伝わりやすいのではないでしょうか。


御菓子司 新正堂の「切腹最中」


今回、お詫びの品をリサーチしている中で最もインパクトがあったのが・・その名も「切腹最中」。
このお菓子の製造元は、新橋の老舗和菓子店「御菓子司 新正堂」。由緒正しい老舗のお菓子なので、お詫びの品として安心ですね。
実は、この「御菓子司 新正堂」は忠臣蔵で浅野内匠頭が切腹した田村邸屋敷跡に立つお店。忠臣蔵所縁の「義士ようかん」などの商品も販売されています。


今回は「切腹最中」について新正堂の渡辺社長にお話を伺ってきました!


「切腹最中」のネーミングに込めた思い


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渡辺社長、お忙しいところ取材をお受けいただきありがとうございます!


なぜ、「切腹最中」は生まれたのでしょうか?


渡辺社長「うちは忠臣蔵ゆかりの店だから、忠臣蔵をイメージした商品を作りたくて。 切腹した浅野内匠頭のように、最中にたっぷりの餡を入れて"切腹"させたんです。このネーミングはアンケートを取ったところ119人中118人の反対にあって、実現まで2年半もかかりました(笑) でも結局諦めきれなくて、熱意だけでなんとか商品化させたんです。
ネーミングに引っ張られがちですが、自慢の品ですよ。特に最中の皮にはこだわってます。是非ほかの皮と食べ比べてみてください」


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左が「切腹最中」の皮。厳選した餅米を使い、皮の製造会社に特注して香ばしく焼いているため、口の中にくっつかず食べやすい。


試食させていただくと...パリッ!
ホントだ、食べてみると全然違う!! 皮を噛んだ時の音で違いが解ります。
自社で毎日練り上げているつぶ餡は、さっぱりとした甘さ。求肥も入っていて、食べ応えも充分。仕上げに水飴で化粧を施し1つ1つ包むという、手間暇のかかった逸品なのです。また、通常の最中は40g程度といいますが、「切腹最中」は62g。お詫びの品に重要な「重さ」の点でも申し分ないですね!


お詫びの品として有名な「切腹最中」ですが...。


社長「ある時、証券会社の友人がお詫びの品として持って行くと言って。最初は止めたんですよ。『自分の代わりに、お菓子に腹を切らせました』なんて冗談言ってる場合じゃない、火に油注ぐだけだよって。だけど結局、『相手は笑って許してくれた』って。その話が広まって有名になったんですね。」


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切腹最中10個入り(ほかに5個入り、15個入り、20個入りもあります)


社長「やっぱり、お詫びの品を求めて来る人は失敗したことを人に知られたくないし、ひっそりと買って行くことが多い。でも、大体解るんだよね。
領収書なんか切らずに自腹切って買っていく人には、こっちも『頑張れよ!』って思いを込めて渡すようにしているよ」


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【マナーを学んでおけば、大丈夫!】


間違いのない手土産を選んだ後は、お詫びのマナーを学びましょう。
知っておけば、慌てずきちんと謝罪に向かうことができるでしょう。
こちらでは毎回Q&A形式で正しいマナーをご紹介していきます!


Q 箱にのし紙や水引は付ける?
A のしには慶事の意味があるため、のしの入ったものは付けないようにしましょう。また、結び切りの水引(紅白)を付けても良いのですが、お祝いのイメージも強いので、誤解を避けるためにあえて付けずに、のしなし、水引もなしの掛け紙を使う場合が多いようです。

ぜひ、真摯な気持ちで丁寧に手渡し、申し訳ないという気持ちが伝わると良いですね。


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【店舗情報】
御菓子司 新正堂(おかしつかさ しんしょうどう)
住所:港区新橋4-27-2 新正堂本店ビル1階
交通:JR新橋駅から徒歩6分
電話:03-3431-2512
営業時間:9:00~19:30(土曜は〜17:00)
定休日:日曜、祝日(8月は土・日曜、祝日)


こちらの企画は「読むテレ東」と話題の編集プロダクション「東京ピストル」とのコラボレーション記事となります。他の記事も合わせてお楽しみください!

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