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放送日2017.03.27第163回

日本の母を訪ねて三千里SP

~【三味線を習いに来たYOU】~
  • 日本の母を訪ねて三千里SP

    1ヶ月半、京都で三味線を習いに来たメキシコ人のヤラヤ・クリスチンさん。2年前に1年間、京都で習っていたのだがお金が無くなり仕方なく帰国。お金が貯まったので再び来日し三味線を習う。

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    昔から世界の古典的な音楽が好きで日本の伝統音楽もよく聴いてたクリスチンさん。ある時、三味線を聴いたらとても興味が湧いて習いたくなり日本に来てツテを辿って先生を紹介してもらったのだが、簡単には弟子にはなれず、ずっと断れれ続け3か月間、毎日先生に頼みこんでようやく弟子になることを許された。ちなみに弟子さんは彼女以外は全員日本人。

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    彼女が習う三味線は地唄三味線と言い、津軽三味線のようなテンポが速くて祭り向けな音楽とは正反対の室町時代(450年前)に関西で生まれた芸者が演奏するゆっくりとした風情のある音楽。

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    クリスチンさんを教えてくれる先生は、地唄三味線の日本最古の流派である「柳川流京都下派」を継承された三絃演奏家 生田流箏曲家の三好先生。100人以上の弟子に教えてきた方で三味線を伝えるため世界10ヵ国以上で講演する凄い先生。

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    入室から稽古は既に始まっており、稽古場に入る作法を忘れていたので先生の徹底的指導を久しぶりに受けてタジタジのクリスチンさん。三味線の稽古は演奏以外の所作にも美しさを求められるのだが、演奏の腕以外に内面を磨く三味線を自分のものにしたいと彼女は思っている。

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    先生になるための「お免状」と言われるライセンスがあり4段階のうち下から2つ目まで取れており、クリスチャンさんの実力は中級クラス。三味線は音程を取るだけでも1~2年掛るところを彼女は普通の人の何十倍もの早さでマスターしてきた。それもそのはず、3歳からヴァイオリンなどクラシック音楽を習い大学を卒業後プロの音楽家として活動していた経歴を持つ。

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    三好先生に突然コンサートに出ることを言われ2日前に楽譜をもらい猛練習。コンサート会場はお寺で開催され観客はビックリのお寺に併設する幼稚園の園児!先生の考えは子供たちは見たままの感情を表に出してくるので絶対にこういう機会があれば彼女に弾いてもらいたいと思っていたらしい。ミスなく演奏できて園児も大喜びで終わった。

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    三味線が内面を磨く事の大切さを教えてくれ音楽家としての歩むべき道を導いてくれた事に感謝し将来は師範になりメキシコで三味線を伝えていくのが夢。そして三好先生とメキシコでコンサートをしたいと語ってくれた。是非とも師範になって夢を叶えてください!!

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