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2013年8月12日

01.沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、
さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

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イケアも参入...国内外で勃発!"最得"ホテル戦争

カンデオハノイのベトナム人スタッフ

「割安だけど快適」...そんなうたい文句の新しいカテゴリーのホテルがいま、日本と世界で注目されはじめた。日本では、意外なホテルに人気が集まっている。それは進化系のビジネスホテル。訪日外国人やファミリー客も集まる理由とは!?チェーン展開するカンデオホテルズは、その余勢を駆ってベトナムに初進出。一方で海外勢は、あのイケアが、新しくホテル事業に参戦。「手ごろな価格」を打ち出している。国内外で勃発した「最もお得」な"最得"ホテル戦争を追った。

日本で生まれたビジネスホテル業態…進化の時

ビジネスホテルに天然温泉

世界遺産登録で話題の富士山。その雄大な風景を望む三島の駅前にある一軒のビジネスホテル。平日、出入りするのは出張のサラリーマンの姿。しかし週末には家族連れやグループの姿が。部屋は4人家族がゆったり泊まれる、二間続きのベッドルーム、空気清浄機や子ども向けのパジャマが備えられている。そして最上階には天然温泉の展望大浴場。そこには家族旅行でも楽しめる、新しいビジネスホテルの姿があった。
一方、訪日外国人が過去最高に達する中、上野駅近くにあるビジネスホテルは連日、外国人旅行者で賑わっている。彼らは口コミや旅行会社から情報を得て、ビジネスホテルを宿泊場所に選ぶのだという。清潔な部屋、大浴場、朝食には人気の和食も気軽に試せる。そして割安感のある値段が人気を呼んでいるのだという。ビジネスホテルと言えば、出張のサラリーマンが寝に帰るだけというイメージだったが、いまや大きな変化を遂げているのだ。
格安ではないが、値頃感があって行き届いたサービスを受けられる、日本式の独特な進化を遂げたビジネスホテルの新しいカテゴリー、「最得ホテル」の闘いを追う。

日本式ビジネスホテルで海外をねらえ

日本式サービスの研修

国内に11店舗を展開するカンデオホテルズ。「駅前」が常識のビジネスホテル業界にあって、国道脇の空白地帯を狙う出店戦略や、従業員のほとんどがホテル未経験者という異色のサービスで成功を収めてきた。社長はホテル業界の異端児と言われる、穂積輝明さん。今年6月、世界に打って出た。まず狙ったのは、ベトナム・ハノイ。多数の日系企業が工場を展開、ポストチャイナの最右翼だ。カンデオホテルズは、ここで地元企業と共同で日本式ビジネスホテルを開業。日本式ビジネスホテルのノウハウで攻め込む。その行方は?

追跡!あのIKEAが新ホテル

「あの世界的家具チェーンのIKEAが、ホテル業界に参入…。」ホテル業界のホットニュースを取材班が追った。果たしてその全貌とは?ヨーロッパのある国で、そのバックにいる企業との接触に成功した。計画しているのは「手頃な価格」のホテルで、1泊65ユーロ(約8500円)を想定しているという。

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未来予測

日本企業の海外進出がより加速

いま日本企業は、海外進出が非常に進んでおり、これからもさらに本格化していく。その時の支えになってくるのが、今回取り上げた、海外進出した日本式ビジネスホテル、つまり“最得”ホテルだ。価格が手ごろだということで、日本から海外に出張するビジネスマンは間違いなく利用するだろう。これまでできなかった長期出張も可能になってくる。つまり“最得”ホテルの海外進出は、日本企業の海外進出を後押ししていくのだ。
イケアとマリオットの新ホテルなどライバルも台頭してきているが、アジアでは、勝ち目のあるポイントが多い。高級ホテルと、そうではないホテルの間は空白地帯であり、そこをいかにうまく攻めていけるかがカギとなる。

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