アフレコ取材

チーズスイートホーム あたらしいおうち

OPを歌う松本梨香さん&作曲家 栗田貴司さんとカップリング曲を歌うこおろぎさとみさんにインタビューしました!

松本梨香さん&栗田貴司さん

まずは作曲の栗田さんからお話を伺えればと思います。曲の依頼をされた時、どのようにお感じになりましたか?

栗田

いや、とにかく急だったんですよ。それで急いで作らないといけないというところがあって。なんとか楽しい曲をというところを目指して作りました。

原作は読まれていたんですか。

栗田

実は妹夫婦がこの作品のファンだったんですね。話が来る前からそれは聞いていたので、奇妙な縁を感じましたね。テレビ用の短いバージョンを作っている時に「原作を貸そうか」という話も受けたんですが、それは断りました。

断られた?

栗田

ええ。私のなかの「チーの世界観」というのが固まってしまうのが怖かったんですね。自分の固定観念が聞いてくれる人と違ってしまってはいけないので、ニュートラルなかたちで作曲に臨んだんです。

非常に「チーズ」の世界観が表現されているように感じました。

栗田

そういっていただけることが多くてほっとしました。半分偶然なんですけどね(笑)。

それでは松本さんに話を移しまして・・・・・・同じような質問で恐縮ですが、曲が来た時、どのように思われました?

松本

プレゼントをもらった、という気分でした。自分は最近JAM(PROGECT)も離れてしまって、歌う機会が少なくなっていた事もあって、ファンのかたがたにも歌ってほしいという声をもらっていたんですけど、今回歌わせていただく事になって、みんなにも喜んでもらえるかなと思っています。早くみんなの笑顔が見たいです!

原作はご覧になられていかがでしたか?

松本

この話をいただいてから始めて読んだんですけど、動物好きの私には堪らないなと。私も二匹犬を飼ってるんですけど、心が暖かくなるような癒しは身近なところにあるんだということが分かるような作品でした。

猫よりも犬好きだったんですか(笑)。

松本

いや、猫も好きですよ! 家では小さなころから猫がいたし、犬もいたし、鳥なんか10羽くらいいたんですよ。突然迷った鳥が入ってくるんですね。

どうしてそんなことに・・・・・・?

松本

鳥たちが鳴くから(笑)。集会所みたいになってましたよ。

本筋の質問と全く関係ないのですが、この先犬以外に飼ってみるとしたら。

松本

ああ、手に乗るサル、ペグミーマーモセットとか。ポケットに入れていつもいつも・・・・・・ね。(私は)寂しがりなんで(笑)。

では実際に曲を聞かれて、いかがだったでしょうか。

松本

面白い歌だなと思いました。聞いてるだけで楽しくなって、ちょっと笑っちゃうようなコミカルさもあって。アニメの世界観がちゃんと伝わってくる歌でしたね。レコーディングをやりながらアイディアも自分の中に出てきたりして「コーラスでおじさんキャラが出てきたら面白いんじゃないか」とか。「合いの手で笑いが入ったらいいのかな」なんて、意見を言ったときに、周りの人がノッてくれて。自由に楽しみながら歌わせていただきました、それが曲に反映されていると思います。聞いてくれた人たちも絶対楽しいかと! ただ、歌うのは難しいです。

栗田

すみません。

松本

いやいや(笑)。歌詞がすっごい早いんですよ。だから息継ぎできないよと。水泳でいったらずっと潜ってる感じですよね。

栗田

どんどん言いたいことが出てきちゃって(苦笑)。でも、あまり長くできないということだったので、ちょっと詰めて。また詰めてってやっていったら・・・・・・歌いづらくなっちゃった。

(笑)。松本さんは歌詞そのものに関してはいかがでしたか?

松本

リアルに歌える歌だなと思いました。・・・・・・なんていうか「難しいな」っていう歌ってあるじゃないですか? ロボットものなんか、たまに(言葉の意味が)膨大すぎてしまうことがあるので。そういうものではなくて、日常のほんわかするようなところが描かれて、自分がグッとくるようなところがさらっと書かれているので、そこは凄く共感できますね。今構想中の曲とちょっと似ているんですよ。母親と私の歌なんですが、それは今現在リアルにやりたいことなので。まさに25周年の自分にぴったりの巡り合わせだったなと思っています。いまだから表現できることというのもたくさんあって。

栗田

梨香さんはですね、表現力が素晴らしいんですよ。

松本

(ライターのメモを見ながら)・・・・・・いまのとこ、赤線引いてもらっていいですか?

栗田

(笑)。こっちがやってほしいと思うことを先に提案してくれるんですね。

松本

いや、感情移入ができる歌詞だったので。それが大きいんです。

松本さんは声優として見て『チーズ』はいかがでしたか?

松本

どういうふうにみんなが(アフレコを)やってるか、見えるわけですよ。みんなやっぱりアニメの世界を愛してるんだと思います。だからこそ、歌だけの参加でも作品の一部として愛されるものにしなければと思っていました。・・・・・・いや、もちろん何か役をいただけるのであれば、それはそれで!

(笑)。では、松本さんのご出演を楽しみにしています。最後にひとこといただけますか?

栗田

歌えるものなら歌ってほしいというところですかね。つっかえないで(笑)。

松本

覚えちゃえば大丈夫です! 『めざせ!ポケモンマスター』のように自分の代表的な曲になればいいなと思って挑んだので、そういう意味でもたくさんの人に歌ってもらいたいですね。結構何役もの声色を交えたりしつつ遊び心も満載です。遠足のバスの中で歌えばいいじゃん!(笑)

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こおろぎさとみ さん

まず二期が始まったわけですが、心境はいかがですか?
一期からブランクが開いているので、ちゃんとみんな見てくれるかなということが少し心配なのですが(笑)、みんなに届いているはず、と信じてやっています。
一期との違いはどのようなところなのでしょう。
前回は、少人数でほのぼのとした感じがメインだったんですけど、今回はたくさんの登場人物とチーとのやりとりにも焦点が当てられていますね。にぎやかな感じの2クールになるかなと思っています。今回はチーと人間以外の動物との会話がおかしくて(笑)。チーの目線でどう見えるか、新しい発見の連続ですね。
それでは今回の曲についてはいかがでしょうか。
OPは松本梨香ちゃんが歌っているんです。きっと彼女もいずれ出演してくれると、実は密かに期待していたりするのですが・・・・・・(笑)。そのカップリングということだったので気楽に歌わせていただきました。「おうちにかえろう」という曲で、チーがお外に出て遊んでいるんですけど、やっぱりおうちに帰ろうという・・・。
・・・・・・ええ。
すっごいかいつまんだ話なんですが(苦笑)。それと、好奇心旺盛なチーなので、そういうところが歌詞に反映されていますね。前のシリーズでチーはマンションに黙って飼っていたので、外に出られなかったんです。今回のシリーズでは自由に出てよくなったので、世界が広がったっていうのが歌詞に反映されていましたね。
曲の特徴を挙げていただくとすれば、どんなところでしょう。
特徴ですか? ゆっくり過ぎず早過ぎず。思った以上にチーらしかったですね。なんていうか・・・・・・わくわく感がありました。
チーの心情で歌われたと思うのですが、どのような気持ちで歌ったのですか?
前回(一期OP「おうちがいちばん」)は「チーを抑えて」というオーダーだったんですけど、今回は前面に出してということだったので、どきどき感とかわくわく感とか精一杯出してやらせていただきました。全体的に歌詞も、チーがいつも考えていることが凄くよく表現されてたので、そこは忠実に・・・・・・。間奏にセリフも入れたんですよ。
それはアドリブで?
アドリブです(笑)。
今回のようにキャラクターの心情に沿って歌う時に、注意されるところなどありますか?
そのキャラクターを壊さないことですかね。歌なのでやっぱりキャラクターで歌うというのは結構難しかったりするんですけど。でも、こういう役でこういう歌を歌いたかったので、光栄でした。
(笑)。それはなぜ?
私が大好きな分野のひとつなんです。子供の世界が好きなんですね。役でも大人だと凄く作らないといけないんですけど、子供だとすんなり作らずにいけるので。チーに関しては「よくぞこの役を私に!」というぐらい・・・・・・感無量でしたね。
では、最後にひとこといただけますか。
前回はほのぼのとした感じだったのですが、今回はまた違った感じなので楽しみに聞いてください。歌詞の中で、大人に対してだけでなくて、お友達に対して「約束だよ」といったようなメッセージが含まれているので、そのあたりもあわせて楽しんでいただければと思います。

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