第1話〜第13話
第14話〜第26話
第27話〜
第1話『贋作画廊の男』
2005年1月8日放送
「ギャラリーフェイク」オーナーのフジタはニューヨークにいた。ニューヨークはかつてフジタがキュレーター(学芸員)を務めたメトロポリタン美術館がある街。ショッピングに浮かれる助手のサラとは対照的にフジタはどこか物憂げである。オークションの下見会で、二人はフジタのキュレーター時代の同僚マックスと出会う。そこに展示されているモネの「積み藁」はフジタとマックスの過去と因縁があった・・・。
 
第2話『傷ついた『ひまわり』』
2005年1月15日放送
エンパイヤ・ステート・ビル展望台。フジタとの出会いを思い返すサラと三田村。一年前、三田村が高田美術館館長に就任した際、彼女が公開した絵画、ゴッホの『幻のひまわり』。戦時中に行方不明となったその絵画には、無残な焼け焦げの痕があった。数日後、その絵画を売ってほしいという依頼を受けたフジタは三田村を訪ねる。そのクライアントがサラだった。
 
第3話『13人目のクーリエ』
2005年1月22日放送
フジタとサラが乗ったニューヨークからの帰国便。偶然にもそれは、ラファエロの『マドンナ』(絵画)を運搬する便だった。クーリエは12人。その中に、フジタと懇意のモレッティがいた。離陸後、何かの異変に気付いたフジタが『マドンナ』の置かれる貨物室へ行くと、そこには窃盗団と対峙するクーリエたちがいた。
 
第4話『美神法廷(ミューズコート)』
2005年1月29日放送
突然、逮捕されるフジタ。罪状は詐欺容疑。デューラーの贋作を真作と偽り、五億で売りつけられたと、買い手が訴えたのだ。しかし、刑事の厳しい取調べに対しても、あくまでペースを崩さないフジタ。そこで、検察側が用意した証人。それは、何と三田村。彼女は、デューラーの真贋を判定すべく、選ばれたのだった。
 
第5話『消えた黄金仏』
2005年2月5日放送
ギャラリーフェイクを訪ねて来た男・知念護人。彼は国宝Gメンと呼ばれる国宝の判定を影で行っている人物。彼から、奈良の寺に眠る純金の黄金仏の伝説を聞いたフジタとサラは、その寺へ赴くこととなる。寺に辿りついた二人が見たものは、腐り、今にも崩れ落ちそうな不動明王。黄金仏探しもそっちのけで、フジタは修復に取り掛かる。
 
第6話『翡翠(フェィツィ)の店』
2005年2月12日放送
フジタと共にオープンしたての高級宝石店を訪れるサラ。その店の女性オーナー・翡翠(フェイツイ)とフジタは旧知の仲だった。翡翠の裏家業は泥棒。その腕は超一流。今回手に入れたのは、世界最大のブルーダイヤ・ホープ・ブリュー・ダイヤモンド。それは、高田美術館で行われている展示会の目玉だ。知らぬ間に偽物とすり替えていた翡翠は、三田村を救いたければ、ギャラリーフェイクの顧客名簿を渡せとフジタを脅すのだった。
 
第7話『レンブラント委員会の挑戦』
2005年2月19日放送
レンブラント委員会のピーター・ラストマンが来日。レンブラント委員会とは、世に多く残されたレンブラント作品の真贋を鑑定する組織である。
日本の美術館関係者は、自身の美術館にある作品が贋作と鑑定されてはたまらないと、動揺。逆に、ラストマン自身は、過去に、尊敬する父親が、ある日本人の発言を受け、一度、贋作と評した作品の鑑定を覆した過去にとらわれ、己の鑑定眼、そして、レンブラント委員会の権威に確固たる自信を持ち、鑑定に臨む。それを手助けする三田村。
そんな中、フジタは、サラと共に知り合いの常盤が館長を務める田舎の美術館へ足を運ぶ。そこへやって来るラストマンと三田村。その美術館にもレンブラントの作品である『広つば帽の男』があった。
 
第8話『父の値段』
2005年2月26日放送
フジタに憧れを抱く女子中学生・友美。受験を目前に、ナーバスな時期、フジタを理想の父親と夢抱いていた。しかし、実際の父親は、腕時計オタクの冴えないバスの運転手・・・。執拗に父を毛嫌いしていた。
ある日、フジタを見かけ、そのまま跡をつける友美。辿りついた所はギャラリーフェイク。すると、そこで、展示されたアンティーク時計を熱心に見つめる父の姿を発見する。父が、自分には不釣合いな高級時計を買ったのではないかと焦る友美。しかも、父は、憧れのフジタと知り合いであった。
そんな中、向えた受験当日。友美のヤマは大はずれ。しかも、予定より5分時間が早まっての終了合図。抗議する生徒達を無視し、試験は終わってしまう。それを聞いた父は、自分の愛用する腕時計・キャリバー20の正確さを盾に、学校側へ徹底抗戦する。
 
第9話『黄金郷(エルドラド)への誘い』
2005年3月5日放送
「エルドラドはアマゾンにある」そう言い残し息絶えたペドロ。生前、世話になっていたラモスは、ペドロが残した翡翠の恐竜を持ち、フジタ、サラと共にアマゾンへ向う。同行したのは、TV番組のクルーと、考古学の権威・吉岡助教授。
ところが、着いてみると、そこは何の変哲もない村。期待を裏切られたTVクルーは怒り出してしまう。
しかし、村人は何かを隠していると睨んだラモスは、フジタにペドロの死体にはマヤ文字に似た奇妙な刺青が彫られ、驚くことに、心臓が抜かれていた事を語る。そして、深夜、村長を追い、ジャングルの奥地へ入っていくフジタ、ラモス、サラと吉岡は神殿を発見する。中に入る一同だったが、村人に見つかり、取り押さえられてしまう。
 
第10話『幸福の王子』
2005年3月12日放送
エメラルドを盗む際、しくじり、怪我を負った翡翠が逃げ込んだ部屋の住人・ヒロト。彼は翡翠のナイフにも動じず、ただ、穏やかに、時が過ぎるのを待つのだった。
後日、ヒロトを探し、再び、その地区へとやって来た翡翠。すると、ヒロトは数々の女のヒモとして生きていただらしのない青年ということを知る。しかし、彼の描く『幸福の王子』をモチーフにした絵に興味を持った翡翠は、自宅へと連れて帰る。
翡翠が、今、最も愛して止まないのは、クレオパトラという、蛇の形の腕輪に宝石が散りばめられたもの。しかし、その頃から痛み始める翡翠の目。気のせいと思う翡翠だったが、愛しい宝石たちを見つめる事が出来なくなったら・・・と恐怖を感じる。
 
第11話『戦場に消ゆ』
2005年3月19日放送
ベトナムを訪れたフジタとサラは「川口京助が生きている」という情報を掴む。ベトナム戦争中、忽然とその消息を絶った伝説の戦場カメラマン・川口京助。ビジネスになりうる特ダネにフジタは高揚する。現地人・ホーの案内で、ある村を訪れた二人は、そこで家庭を持ち現地の生活に馴染みきった男と出会う。ホーは彼を川口京介だというが・・・。
 
第12話『生きているオフィーリア』
2005年3月26日放送
インド洋上空、爆発し墜落した飛行機。その便にはサラが乗っていた。乗客乗員の生存は絶望的という報道に、現実を受け入れられないフジタ。日に日にやつれていく彼を心配した三田村は、ギャラリーフェイクを訪れ、他愛もない会話でフジタを励まそうとする。そんな中、開かれたチャリティーパーティー。それは毎年サラが主催していたものだった。サラの代わりにと出席したフジタだったが、そこで思わぬ行動に出るのだった。
 
第13話 『 監獄のミケランジェロ 』
2005年4月2日放送
日本海に面してそびえ立つ刑務所。冬、雪がちらつく中、そこを訪れたフジタは、ある熱い夏の思い出をふり返る。 それは、十数年前、フジタがまだ、美術大の学生だった頃、監視台に天井画を描く作業の手伝いの為、その刑務所を訪れ時のこと。フジタは、通称・ミケランジェロの辰と呼ばれる受刑者・下田のアシスタントとして、二人で作業を行った。作業が進むにつれ、次第に二人は打ち解けていくが、突然、発作に倒れる下田。 そんな中で、下田の罪状を聞かされたフジタは、下田の過去と、今、着々と仕上げられている天井画の菩薩像に隠された意外な関係を知るのだった。
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