これまでのお話
夏越の祓当日がやってきた。冴木稲荷神社では早起きしたまこと、ユミ、日輪子の3人は、達夫の姉・江津子に着せてもらって巫女装束に着替えると、達夫から「外国人みたいな男の子が来てる」と聞く。境内に行ってみると、案内板を読んでいる生徒会長・桐島の姿が…。人々が集い、半年に一度の大祓が始まる。
自分の将来のことで漠然と悩むまこと。達夫は「まことのやりたいことをすればいい」と言ってくれるが、自分がどうしたいのかイメージがつかめないまことは、銀太郎に悩みを打ち明ける。そして夏越の祓(なごしのはらえ)前日、準備のために達夫の親友・高見義友をはじめ、多くの人たちが冴木神社の境内に集いはじめる。
夏越の祓(なごしのはらえ)の準備が近づき、達夫から「友達連れておいでよ」と言われた悟は困惑していた。剣道部で熱心に頑張ってはいたが、相変わらず他の部員となかなか打ち解けられずにいたからだ。ある日、同じ剣道部員の小杉といざこざを起こしてしまい、間に入った主将の絹川と剣道で勝負をつけるハメになる。
まことも悟も学校で、達夫も出かけてしまったある日の午後、朱輝と祥奈が冴木神社に遊びにやって来た。そこに侑也たち男子3人組もやって来て、手水舎の柄杓で水のかけっこをして争っている内に、誤って柄杓の柄を折ってしまう。怒ったハルは子どもたちを追いかけるが、気がつくと見知らぬ町中にいて…?
日輪子は学校から戻ると、母といつものようにお茶を点てている。そこで来週海外視察から父が帰ってくると聞く。誕生祝いも兼ねて、日輪子は父になにかプレゼントできないかと考える。ユミとまことに最近新しく出来たショッピングモールにプレゼントを買いに行こうと誘われ、日輪子は秘書の吉住を伴って買い物に出かける。
ハルに付き合い、まこと、銀太郎、悟の4人で歩いていると、大きなお寺の前を通りかかる。どこかで聞いたような声が聞こえると思ったら、そこはユミの彼氏・将平の実家だった。中に通されると将平のユニークな家族の他に、お寺の中にある神社には、いたずら好きな神使がいた。
転校して剣道部に入り早速練習をする悟を見て、感嘆の声をあげる女子生徒たち。悟はすっかり話題の的となってしまったようだが、同時にまことと一緒に住んでいることも発覚して大騒ぎ。だが家に帰ると悟のかたくなな態度にぎこちない雰囲気になってしまう。
悟と一緒についてきた悟の実家の神社の神使・ハルは、悟恋しさから何度悟が戻れと行っても戻ろうとしない。口論となり、冴木神社からいなくなってしまう。銀太郎に占いで探してほしいというまことに銀太郎はそっけなく「好きにさせておけ」というばかりで・・・。
父親の達夫から「来週、新しい家族が増える」と告げられ驚くまこと。知り合いの神社の子を預かるという。しかも同級生男子!何故か学校でも転校生がやってくると話題になっていた。そんな時、銀太郎がいつものように拝殿でごろ寝をしていると、自分を見ている男子高校生が目の前に立っていた。
ある日、まことは冴木神社の近くで見つけた亀を神使とわからずに神社の中まで運んできてしまう。翌日、住まいを失った亀の神使が住めるよう、近くの松梅大社にお願いしにまことは銀太郎を伴って出かけるが、そこにいたのは狛犬の神使、歌丸と才丸だった。
まことのクラスメイトの船橋日輪子は生徒会に所属するプライドの高いお嬢様。ある日、歯に衣着せずクラスメイトのユミの言動を注意するが、他の女子達にも反感を買われ不穏な空気になってしまう。ある放課後、まことがトイレに入ると日輪子が女子生徒達に囲まれていて…。
冴木まことは江戸時代から続く小さな稲荷神社の十五代目で、高校生の女の子。正式な跡取りのまことには、普通の人には見えない神様の使いである“神使”の狐・銀太郎の姿が見える。ある日、まことは占いができる銀太郎に頼んで、クラスメイトの池上ユミの恋占いをしてもらうのだが、占いの結果をユミにきちんと伝えることができず…。