ヒーローバンク

ナガレが一心を破り決勝へ進出を決めた。次なる準決勝はカイトVS龍里千だ。が、カイトは友達だと思っていた龍と戦うことに迷いを感じていた。見かねた蔵安は「考えるより、体を動かせ」と後押し。吹っ切れたカイトは龍と本気でぶつかり合うことを決意！熱い戦いの幕がいま上がる！

ハナを圧倒的に痛めつけた龍は、まるでナガレのようにカイトと決別を宣言して姿を消した。騙されていたと言うミツオとフクタだったが、カイトだけは「そんなことない」と言い張る。そんなカイト達からナガレの話を聞いた一心は、自分がナガレの目をさまさせると約束して準決勝へと向かった。

ハナは順調に勝ち進むが、次の対戦相手はなんと龍里千だった。この試合の勝者と準決勝で対戦することを知り、どちらを応援すればいいか頭を抱えるカイト。さらに銭念から、龍がデボラや露藩の仲間だと言われてますます困惑してしまう。しかしカイトは、龍は友達だと言い切る。果たして、龍の決断は！？

マネーゴーストから指示された計画が失敗に終わり、スパイだということもバレてしまったはずだと龍は覚悟を決めていた。が、スパイだなんて疑いもしないカイト達。そのニッコリ０円な信念に、龍の心に灯る復讐の炎が揺れる。そうこうする間にカイトの３回戦が始まった！対戦相手は謎の傭兵、由利露藩だ。

ガッポリカンパニー副社長として迎えられた龍は、なんとマネーゴーストからのスパイだった。そうとも知らずにヒーローウォーズ２回戦を迎えるカイトは、対戦相手の冴えない雰囲気から余裕で爆勝だと開始早々にミギカタアガリアッパーを繰りだす。しかし、思いもよらない“バグ”が発生して、まさかの大ピンチに！？

カイトのクラスに転校生がやってきた。名前は龍里千。勝堀ヒーローウォーズ本選の開会式で出会った、あの無愛想な男の子だ。そんな龍を気に入ったカイトはガッポリカンパニーへ半ば強引に勧誘したり、祖父の豪勝蔵安お手製の梅干を振る舞ったりと、持ち前の明るさで少しずつ打ち解けていくが……。

エンター・ザ・スピードでデボラに勝利したカイトは、勝堀ヒーローウォーズ本選への出場を決めた。同じく本選へと進んだ一心やハナ、そしてナガレが１回戦を突破。優勝賞金１００億円と、チャンピオンの嵐山リョウタへの挑戦権、なによりナガレを取り戻すだめに、カイトも運命の１回戦目を迎える！

デボラに敗北したカイトはエンター・ザ・ゴールドを奪われた。かと思われた瞬間、銭念が乱入し、バトルを無効にしてしまった。世間から非難されたカイトはもう一度勝負すると意気込むが、銭念はエンター・ザ・ゴールドに隠された力を解凍しなければ勝てないと言う。果たしてカイトはデボラにリベンジできるのか！？

カイトはキンテツに勝った。が、くろがね町の借金返済の期限が過ぎてしまい、強制的に工場が解体される。指揮するのはサイバーエンペラー社の社長、デボラ貴崎だ。そんなデボラにくろがね町の返上を賭けたギャンブルールでバトルを挑むカイト。承諾したデボラは、自分が勝利すればエンター・ザ・ゴールドを頂くと言う。

冷蔵庫を修理するためくろがね町へやって来たカイト達は、キンテツこと金形鉄之助と出会った。体の半分が機械ながら男気溢れる豪快なキンテツを慕うカイト。だが彼もまた、くろがね町の借金返済を目指してヒーローウォーズに出場するファイトレーダーだった！しかも対戦を申し込まれてしまい、カイトは大いに悩む。