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NARUTO-ナルト- 疾風伝

朴谷プロデューサーインタビュー
【海洋編について】
◆海洋編はどのようなお話ですか?
朴谷さん朴谷さん:海洋編ということは実際にはサブタイトルで語っていないのですが、今回は海に出る話なのでスタッフの中では海洋編と言っています。
この海洋編は、忍界大戦直前、忍連合軍の五影が対立する暁から九尾と八尾、つまりその人柱力であるナルトとキラービーを隠そうと決断したところから話が始まります。
今回、この八尾と九尾を隠すということは、ナルトが大戦に参加しないことになるのですが、それではナルトが納得しないだろうというところで、綱手はナルトに極秘任務を与えます。
ヤマト、アオバ、ガイを連れて雷の国へ向かうのですが、とにかく暁に見つかってはいけないということで、目くらましのために、海路を使うという話になっています。
この任務と並行して、大ガマ仙人の予言にあった"運命のタコが待つ楽園の島"というところに向かう話も展開されます。
◆ちなみにその極秘任務についてちょっと教えて頂いてもよろしいですか?
朴谷さん:極秘任務は極秘なので、まだヤマトが明かしていません。
◆なるほど。では今後わかってくるかもしれない?
朴谷さん:そうですね。見ているとわかってくるのかどうかというところです。

【魅力あふれるオリジナルストーリー!】
◆今回の海洋編では誰に注目すべきでしょうか?
朴谷さん:そうですね。ガイ先生があんなに元気なのに実は船酔いが酷くて、とにかくもうずーっと船酔い。なのに事件が起きると張り切るというギャップがかなり面白いと思っています。

◆また、この海洋編はテレビシリーズのオリジナルストーリーですが、どのキャラを立てていくかはどうやって決めているのでしょうか?
朴谷さん:そうですね。ガイとかヤマトはよく出ているのですが、だいぶ前に出たアオバ。
アオバは今まで目立たなかったので、今回一緒にフューチャーして目立たしていこうと。こういうキャラクターも木ノ葉にはいるんだよというのを思い出してもらうためにも出してみました。
また、今回のオリジナルストーリーは、忍界大戦に入ってしまうと戦いがずっと続いてしまうので、かなり真面目な話というか、厳しい話が多くなると思うので、その前にやっぱりナルトの面白い話をちょっと語っておきたいな、ということで、海洋編の船で旅する間に海の上だったり、島に上陸した時とか、そこで出くわす楽しい話とか悲しい話でこの4人、ナルト、ヤマト、ガイ、アオバがどう向かっていくのかを描いています。
並行して、この後大戦に向かうために準備をしている木ノ葉の他の忍たちの話もちりばめて進めていこうと思っています。

【オリジナルストーリの製作は苦労も多い!】
◆オリジナルストーリーの製作についてもう少し聞きたいのですが。
朴谷さん:そうですね。オリジナルは原作と原作の間の実は見えていないところを少しでも補填できるようにと考えているのですが、やはり先生の話を崩してしまうことは出来ないので、難しいことが色々あります。
今回の場合は特に忍界大戦に入って行く前に、しばらく出ていなかった木ノ葉の仲間達をそれぞれもう一回改めて紹介しています。こんな子達だったんだよって。
例えばシカマルはこうだとか、ヒナタはこうだと。そして、こんな風に考えて忍界大戦に望むんだよ、というところを今回はおさらいして原作の忍界大戦に向かう話にしています。
◆今後忍界大戦始まる時の楽しみになりますね!
朴谷さん:そうですね。たぶんしばらく皆さん色んな木ノ葉のそれこそ同級生の仲間達のことを見ていないと思うので、おさらいしておいた方が忍界大戦に入った時に、この子はどういう戦い方をするんだろうとか見えてくるんじゃないかなと思いますね。
◆オリジナルストーリーを作る苦労はどういうところにありますか?
朴谷さん:苦労ですか?やっぱり原作からキャラクターを崩してしまってはいけないので、あまり突拍子もないことも出来ないし、かと言って何かやらないと面白くないしというところでみんな苦労していますね。
◆NARUTO-ナルト-の世界で開かれる女子会など今までになかった楽しいお話もありますが…。
朴谷監督:どうなんでしょう?やりすぎなんでしょうか? でもきっと皆見たいかなと思ってると思うので。たまにはやらさせて頂いてます。

◆原作の岸本斉史先生から「それはちょっと…」といった指摘はないですか?
朴谷さん:ええ、それはなかった。先にこういう話がやりたいとお見せしているので、それに対してはなかったかな。たぶん。
先生ももしかしてみたいかなと。なかなか原作では出来ないことだと思うんで。はい(笑)
◆その辺スタッフの皆の方はノリノリなんですね?
朴谷さん:そういう時はノリノリですね。普段は結構苦しいんですけど。
やっぱりオリジナルになると皆ストーリーつくるのがかなり苦しい状況が続いてしまうので、たまに明るい話を発注するとノリノリでやってきますね!

【NARUTO―ナルト―の魅力!】
◆朴谷さんが考える、NARUTO-ナルト-の魅力は?
朴谷さん:NARUTO-ナルト-に関しては、とにかく原作がすごく良く出来ているので、原作ファンの方にも、TVファンの方にもずっと支えられてきているっていうのが現状で、僕達が凄いものを作っているわけではなく、皆さんの力でここまで来ているかなって思いますね。

◆今日はありがとうございました!

©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ