 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
甲斐田ゆきさん(不二周助役) |
 |
“笑顔の裏に何があるんだろう”って、
深読みしたくなるキャラクター
ですよね、不二君は… |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
−ご自分のキャラクターのどんな所に魅力を感じますか?
「誰もがそう思うでしょうが“あの笑顔の奥に隠された謎”ですね。ああいう目を見せずに笑っている人は腹黒い(笑)。奥がありそうで、異性としてはそそられませんか? “この優しい笑顔の裏に、本当は何があるんだろう。この柔らかい言葉の奥で何を思っているんだろう”って深読みしたくなる…そんな魅力でしょうか」
−演じる時に心がけていること、工夫していることはどんなことですか?
「レギュラー陣は、リョーマ君以外は男性が演じていますよね。私は正直いうと不二君も男性の声をイメージしていたんです。だから役をいただいてうれしいのと同時に“どうしよう?”と思ってしまって。ああいう表現が柔らかい人を女性が演じてしまうと、どうしても女性的な面が出てしまう気がするんですね。それで“あくまでもソフトな男性である”ということを念頭に置いて演じています。まだ不二君は試合をやっていないので、試合となるとまた違うハードルがあると思うんですけれど…」
−では、ご自身とは離した存在として?
「そうですね。ただすごく憧れます、そういう人には。私は直情型でザツなので」
−ファンの中でもかなり人気の高い不二君ですが、それもプレッシャーですか?
「はい、はい、はい。逆ならいいんですけれどね。“今まで意識してなかったけれど、アニメで動いてみると不二君いいよね”とか言われる分にはいいけれど…。厳然たる愛されているキャラなので、すごく責任が重いです。ただ言い換えると、それだけ原作からキャラクターが魅力的だということなので」
−今までで一番のお気に入りシーンと、その理由を教えてください。
「野菜汁ですね。不二君だけは野菜汁が好きなんですよ。そういう変な点も含めていいなあ。あと、レギュラー陣が普段はあまりにクールなんですよ。だけどあの回は、今まで録った中で一番クラブ活動らしい“わいわい言いながら苦しいんだけれど楽しい”みたいな雰囲気がいっぱい出ていました。乾が筋肉の部位のことを“第3ナントカ筋”とかいって、珍しくみんなが心をひとつにして“どこだよ、それは”みたいなツッコミもできたりしてホッとしましたね。だってふつう海堂は“ふしゅ〜っ”とか言ってるし、大石なんか若年寄みたいだしィ。桃ちゃんと菊丸以外は全員クールといっても過言ではない。あの回は、いろんな意味でアフレコ自体も楽しかったです」
−他にアフレコ中のエピソードは何かありますか?
「登場人物がものすごい数なので、必然的にみんな兼役とかいただくんです。私は今まで比較的少なかったんですが、たいへん大胆な“挑戦状”ともいえる兼役=不二君のお姉さんをやらせていただきました。唇しか見えない色っぽそうな女性…やりたかったのでうれしいんですけれど“お姉さんと不二君との対話はどうよ?”って(笑)。役者って無い物ねだりで、自分がひとつの役をやっていると全然違ったタイプの役をやりたくなっちゃうので、そういう意味でもうれしかったですね」
−作品として『テニスの王子様』をどう思いますか?
「天才が多いですね。絶対的に強い主人公が登場するスポーツマンガだと、周りは普通に強いくらいだったりするのかなと思うけれど。『テニスの王子様』はみんなが天才、原作を読んでいてもドキドキしました。“ああ、この人はどんな人かな”って、それぞれ魅力があって。それに許斐先生がもともとテニスをやっていらっしゃる方だけあって、ご都合主義のテニスマンガじゃなく、ちゃんとテニス本来の魅力が描かれている。それがいいですね」
−今後の抱負と視聴者へのメッセージをお願いします。
「これから三種の神器とか出さなければいけないので、家に帰ったら素振り100回(笑) …というくらいの意気込みで行きたいと思います。それぞれの役者さんが個性的でキャラクターにハマっているので、その中でちゃんと不二君として立つことができるように心がけたい。それと、今日、いろんな人が兼役でそれぞれの家族を演じていたので、ぜひ今度は“父兄参観”をアニメオリジナルでやって欲しいですね」
|
|
|
 |