ついに、自分のスタイルであるデータテニスを捨てた乾。いっぽう柳は、がむしゃらにプレーする乾をあざ笑うかのように、冷静に試合を進めていた。
柳が圧倒的に優位だと思われたこの試合。だが、乾にはかくされた作戦があった。乾の策略を知り、おどろく柳。そして試合はふりだしにもどり…
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青学・乾VS立海大付属中・柳のシングルス3対決がスタート。幼なじみだったふたりは、決着がつかなかった幼いころの試合を振り返り、いっそう強い気持ちをこの試合にこめていた。
いつか柳と試合をする時のためにと、乾は長年データをためていたが、柳はそれをことごとくくつがえしていく。さらに、自分以上にデータを駆使してくる柳に、乾は歯が立たない。
誰もが劣勢だと感じたその時、乾が何かを決意して…。
あまりに思い通りにならない試合展開のため動揺する菊丸に、思わず声を荒らげてしまうパートナーの大石。ますますムキになってプレーする菊丸を、必死に説得しようとこころみる大石だったが、その声はとどかない。さらに、立海大付属中・仁王&柳生の猛攻を受け、ピンチへおちいっていく青学ゴールデンペアだったが…。
ダブルス1の試合がはじまった。青学は菊丸&大石のゴールデンペアが出場。いっぽうの立海大付属中は、仁王&柳生ペアだ。開始から立て続けにポイントをとる青学ペアだったが、仁王と柳生は余裕の表情をくずさない。そして、波に乗る青学に対し、仁王がボソリと言った一言が、ゴールデンペアに衝撃をあたえることに…。
いよいよ決勝戦ダブルス2の試合がはじまった。日ごろのいがみ合いをやめ、王者・立海の猛攻にたえる桃城と海堂は、パワーアップしたワザとコンビネーションで形勢逆転をはかる。しかし、ふたりの実力をみとめた丸井とジャッカルは、本当の力を見せはじめる。その圧倒的なワザと実力におされ、得意ワザさえやぶられた海堂は、コートに立ちつくしてしまうが…。