テレ東アナが就活生にエール!ものもらいに歯から膿!?アナウンサー試験あるあるを大告白

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アナウンサーパーク」×「テレ東プラス」の連動企画であるアナウンサー座談会。春を迎え、今年も就職活動シーズンが到来。“キー局のアナウンサー”という狭き門を勝ち抜いたテレ東アナウンス部の皆さんに、就職活動時代の思い出について振り返っていただきました。

松丸友紀アナウンサー、須黒清華アナウンサー、鷲見玲奈アナウンサー、原田修佑アナウンサーの4名が集結!面接時の失敗談から将来の夢が見つからない若者へのメッセージまで…読んだらきっと役に立つ!楽しい座談会を存分にお楽しみください。

面接でまさかのエロ詩吟を披露したのは…?

—まずは、皆さんがアナウンサーを目指されたきっかけから教えてください。

松丸「中学3年生の時、将来の夢を発表する機会があったんです。ちょうどその頃、TVキャスターに憧れる女性を描いた映画『アンカーウーマン』(‘96米)が公開されていて観に行ったんですね。ヒロインは大変な努力をして夢をつかみますが、その作品を見て、“報道の最前線でキラキラと活躍している女性ってカッコいい!”と感じ、そこからアナウンサーの仕事をしたいと思うようになりました」

原田「僕は元々テレビが大好きで、高校生の時にテレビ局で働きたいと思い始めまして、いろいろ調べた結果、スポーツやバラエティなど、広いジャンルに関わることができるアナウンサーになりたい、と思ったのがきっかけです」

須黒「私はミュージカルが大好きで、劇団四季に行きたかったんです。大学2年生の時にオーディションを受けたのですが、うまくいかなくて。この世界は無理かもしれないと思うようになりました。それで、就職しなくては!と思ったのですが、周りの同級生たちはインターンなど就活の準備を着々と進めている中、私は全く準備をしていなかったので、焦りましたね。そんな中、先輩が日本テレビの森圭介アナウンサーを紹介してくださったんです。森さんも演劇経験があり、“喋ることや表現することはアナウンサーでも生かせるし、アナウンサーのほうがいろんな世界が見られるよ”と背中を押してくださいまして、そこから準備を始めました」

鷲見「私は、“アナウンサーにどうしたらなれるのか?”ということすら知りませんでした。自分のやりたい仕事が漠然としすぎていたので、“就職活動に役立つかも”という理由でアナウンススクールに通い始めました。そこで感化されて、アナウンサーになりたいと思うようになりました」

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—就活で苦労したことはありましたか?

松丸「私は大学2年生からアナウンススクールに通い、事前準備をきっちりしていました。実際に新聞の記事の写真のみを切り取ってノートにスクラップして、その内容を1分、3分とかで話をまとめる練習していました」

須黒・鷲見・原田「すごい! さすがです!」

松丸「お題となる写真を見て、1分30秒で自分の意見をまとめるパネルトークというものがありまして、実際にテレ東の入社試験でもありました。事前にアナウンス試験の傾向と対策をしっかりと聞いていたので、自分でスクラップした写真を見て、即座に決まった時間内で答えられるようにする、という練習はしていました」

鷲見「松丸さんはストイックな先輩です!」

松丸「電車の車窓から見える景色を実況するという練習もしていたかな?」

原田「いろいろなものを実況する即時描写ですか?」

松丸「そう! 久米宏さんもやっていらしたと聞いて、“第2の久米さん”を目指して(笑)。原田くんは苦労したことはなかったの?」

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原田「僕は、とにかく社長が苦手でした。というのも、役員面接までは進むんですけど、そこで落とされることが続いてしまって…」

松丸「役員面接がトラウマになっちゃったんだ?」

原田「トラウマどころか心がくじけてしまって、最後“もう、どうにでもなれ!”と思いながら受けたのがテレ東でしたね(笑)」

須黒「私もテレ東が最後でした。キー局だとテレ東が最後なので、その前に他局を落ち続けて、開き直れるというか(笑)」

松丸「“まぁいいや!”みたいな気持ちで受けることができる、それがテレ東!」

鷲見「これは“テレ東アナウンス試験あるある”ですよね。皆が通ってきているはずです」

(全員、無言でうなずく)

須黒「私は、アナウンサー試験の途中、疲れとストレスでものもらいができてしまって…。散々だった思い出がありますね」

鷲見「テレ東を受ける頃には治っていたんですか?」

須黒「そう! すっかり治ってた(笑)」

松丸「これぞ“ご縁”だよね」

原田「ご縁とタイミングは大事ですよね。僕はスムーズに進んでいたテレ朝の最終面接前に、約1年前に抜いた親知らずが突然膿み始めてしまって…」

松丸・須黒・鷲見「えーーッ!?」

須黒「そんなことってあるの?」

原田「ストレスや疲れからきていたらしく、まともに喋れなくなってしまい…。“最悪だ、これはもうふざけるしかない”となり、ウケを狙って最初の自己紹介で親知らずの話をしてみたのですが、これがまったくウケず…」

須黒「わかる!私もものもらいをネタにしてみたけど、全然でしたね。“今日はお岩さんみたいですみません”と言いました。撃沈でした」

松丸「いいじゃない。私が面接官だったら通したのに!(笑)」

—就活の面接でウケを狙うのはアリなのでしょうか?

松丸「私は自分をよく見せようとしてしまい、エントリーシートの長所の欄に“面白いところ”と書いてしまったんです。なんでそんなことをしたのか不思議なんですけど(笑)。もちろん、その流れで“ちょっと面白いこと言ってよ”と面接官に突っ込まれて何も思い浮かばず、“このイスいーっすね”と言ったら、“はい、ありがとうございました”って面接は即終了」

(爆笑)

須黒・原田「自分なら通します!」

鷲見「ウケといえば、大学時代はずっと詩吟をやっていたので、就活がうまくいかない時に“これ、もしかして面接でエロ詩吟をやったらうけるんじゃないか?”と考え始めまして(笑)」

松丸「当時、流行っていたからね。あると思います!」

鷲見「テレ朝を受験した時に実際にやってみたんですけど、ものすごくウケたにもかかわらず、見事に落ちました…ウケたのに! “これはいけた!”と思いましたもん」

松丸「やっぱりエロはちょっとアレだったんだね(笑)」

ハードルが高くても、絶対にあきらめないで欲しい

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—面白い話ばかりですが、ここで皆さんが“就職活動で努力したこと“に軌道修正します!(笑)

須黒「私は、“リンゴ”とか身近なテーマを母に出してもらって、1分間でスピーチする練習をかなりしていました」

鷲見「私は自己分析ですね。自分が歩んできたことをキーワードにして書き出し、どうつながっていったのか、どういった感情で動いたのか、ということを振り返りました。アナウンサーの先輩が少ない大学に在籍していて情報が少なかったので、就活仲間を作って情報交換をするように努力しました」

—アナウンサー志望の大学生は、横のつながりや絆が強いと聞いたことがあります。

松丸「だいたい最終選考に残っていくメンバーが同じ顔触れになるんですよ。なので自然とつながりますね。鷲見ちゃんは、よくインスタグラムに、他局の同期のアナウンサーの方と一緒に映っている写真をアップしているよね」

鷲見「はい。就活仲間はプライベートでよく会います。取材に行った先でも会うことが多くて…。みんな他局で活躍しています。地方局のアナウンサーになった仲間が上京してくる場合もあるので、そんな時は『会えない?』と連絡をもらったりして。やっぱり当時の仲間が頑張っている姿を目の当たりにすると“私も頑張らないと!”という気持ちになります」

原田「僕も鷲見さんと同じく、自己分析はしっかりとしました。男性アナウンサーのライバルは、体育会系や帰国子女など、何かの世界一になったような人たちだと思っていたんです。でも自分は特に秀でることもなく、学生時代はバイトしかしていなかった。でも就活の途中、“自分がやってきたことについて自信を持って伝えることができればいいのかな”ということに気づいたんです。そうしてなんとか今、ここにいます!」

松丸・須黒・鷲見「(お姉さんの目で)本当に良かったねぇ(笑)」

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—原田アナの話を聞いて、勇気が出る学生さんは多いと思います。では最後に、進路に迷っている学生さんに向けてアドバイスをお願いします。

松丸「今はネットが普及し、SNSが活発になって、本当に情報がたくさんあるので、逆に取捨選択するのが難しくなっていますよね」

須黒「やりたい仕事が本当にわからなかったら、とりあえずいろいろな会社の人の話を聞いてみるのがいいかもしれないですね。会社の雰囲気ってあると思うんです。私たちもキー局の試験を受けていて、“合う、合わない”ということはあったので」

松丸「あるある。実際に行ってみて感じるんだよね」

須黒「その会社で働く人たちを見て、その空気に触れて“素敵だな”とか、“この輪の中に入ってみたいな”という感覚で選んでもいいんじゃないかなと、そう思います」

松丸「まさに私はテレ東がそうだった。本社が神谷町にあった時代で、社屋が立派なビルやタワーじゃないのが、いい意味で気負わずに試験に臨めたという部分もあったのかもしれない(笑)」

須黒「私も、テレ東に行ってホッとした記憶ありますね。テレ東の人事の皆さんは、どこか温かいんですよ。“この人たちと一緒なら大丈夫かも”と思いました。試験の時も学生をフレンドリーに送り出してくれました」

須黒「一番若くて、現役就活生に近い原田アナは?」

原田「えっ?夢ですか?」

須黒「君の夢は聞いてないよ!(笑)」

原田「失礼しました!何がやりたいのかわからない場合は、選択肢の多い会社に行ってみて視野を広げたらいいのかな、と思います。“嫌だったら辞めてやる!”くらいのスタンスで臨むと、意外とやりたいことが見つかるかもしれません」

鷲見「何にもまったく興味がないという人はいないと思うんですよね。メイクが好きだったらヘアメイクとか、芸能人が好きだったらマネージャーとか、少しでも興味があるところから広げていくといいと思います」

松丸「私は“ハードルが高いな”と思っても、絶対にあきらめないで欲しいです。私の周りには、年齢を重ねてから夢を叶えた人もいますし…。若いんだから、夢は大きく、そこに向かって突き進んだほうがいいです。皆さん頑張ってくださいね!」

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最後、松丸アナがママ目線でしっかりとまとめてくださったところで座談会は終了。アナウンサーの皆さんの貴重な就活座談会、いかがでしたか?これから就活を控えている学生さんにはヒントになるアドバイスがたくさんあったと思います。面接でエロ詩吟を披露した、鷲見アナのハートの強さには驚きでしたが…(笑)。「アナウンサーパーク」×「テレ東プラス」の連動企画は今後も続く予定です。どうぞお楽しみに!