オーディション番組に出演!池谷実悠アナウンサーが大好きな“漫画”について語る

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みなさん、こんにちは! テレビ東京アナウンサー・池谷実悠です。月に1回、私の推し事(推しを愛するための活動)をご紹介させていただく連載「池谷実悠の"推し事"備忘ログ」。第10回は「漫画」についてお話しさせていただこうと思います。

小学生の頃から今に至るまで、ずっと漫画を読んでいます。当時は「少女コミック」いわゆる「Sho-Comi」系列の池山田剛先生や杉山美和子先生の作品が好きで、特に杉山先生の作品は、登場する男の子がとにかくカッコよくて…(笑)。

高校生になると、周りの友達は「アオハライド」などキラキラの少女漫画に夢中になっていましたが、私は“ちょっと刺激が足りない”と思っていたので、甘酸っぱい作品よりも、どちらかと言うと斬新な設定の作品の方が好きでした。例えば、ヤンキー高校に女の子が1人で入学する、サッカー部に男装した女の子が入部するなど…あまり現実味はないけど、その分“夢”が詰まっているような作品ばかり読んでいたような気がします。

大学生になると、自然と少女漫画を卒業しました。少女漫画は高校が舞台になる作品が多いので、読んでいるうちに“もうあの世界に戻ることができないんだ…”と悲しい気持ちになってしまうことが多くなり、全くキュンキュンしなくなってしまったのです。

この頃、読むと心が躍るようになってきたのが、少年漫画や青年漫画。「ONE PIECE」に夢中になり、「鬼滅の刃」も全部漫画で読みました。その他にも「SLAM DUNK」や、大好きな宝塚で公演した「シティハンター」「Y+M~柳生忍法帖~」を読んだらすごく面白くて、好きな漫画のジャンルが一気に広がったような気がします。“こんなに面白い作品があったんだ! なんでもっと前から読んでいなかったんだろう”と悔やまれることもしばしば。今もジャンルにこだわらず、いろんな作品を読んでいますが、最近は「東京リベンジャーズ」や「明日、私は誰かのカノジョ」にはまりました。漫画を読むと、自分が知らない世界を体感できるので楽しいです。

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▲配信イベント「女子アナまんが部」にて。自身の妄想漫画に悶絶する池谷アナウンサー(笑)

いろんな作品を読んで思ったのは、主人公よりもサブキャラの方が好きだということ。例えば「進撃の巨人」でいうとアルミンが好きです。少年漫画の主人公って、情熱は人一倍あるのに強さが伴っていないことが多くないですか? 周りを巻き起こんで、若干迷惑をかけながら勝つみたいな(笑)。もちろん、物語は彼らのようなキャラクターがいないと成立しませんが、私が感情移入してしまうのは、いつもそんな主人公を影で支えるサブキャラで、特に頭脳派が大好き! 彼らの頑張りがあって物語が引き締まる…そんなところに魅力を感じてしまいます。
何かと報われない人も好きです。少女漫画の場合、ヒロインを見守る“じゃない方”のキャラクターがいることが多いのですが、私はいつも、その“じゃない方”を好きになりがち。いつも心の中で応援しますが、もちろんヒロインはメインの男の子と恋仲になってしまいます。ヒロインも、“たまには自分のことを誰よりも想ってくれている人の存在に気づいてくれればいいのになぁ”と残念に思うことも。

少年漫画の場合も、ヒロインよりサブの女の子が好きで、「タッチ」の浅倉南ちゃんよりも新田由加ちゃんが好き!自分の気持ちのまま正直に生きて、たまにちょっと意地悪をしたりするのがどこか人間っぽいというか…。「SLAM DUNK」では彩子さん派。彼女たちの気持ちがよくわかるというか、つい応援したくなってしまいます。

作品の裏側を調べていくと、きっとより面白くなるはず

そして、バックボーンに惹かれるのが歴史漫画。この前「三国志」を読みましたが、とにかく面白くて、“この時代は実際どんなことが行われていたのだろう?”“この人物が実際にやったことは?”など、気になることが次々と出てきて、それを調べる作業が楽しくてしかたがありません。当時の食べ物などが忠実に描かれていることもあり、改めて漫画家の先生方の偉大さを感じます。以前、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編をご覧になった気象予報士の森田正光さんが、月の形から戦いがいつ起きたのかを考察していらっしゃって、それもすごく面白いなと思いました。物語として単純に楽しむだけでなく、そこに知識をプラスすることでより深く面白くなるというか…。

同じ時代を描いた作品を読み比べるのも好きで、例えば、時代が微妙に違いますが、「三国志」と「キングダム」を合わせて読むと、より当時のことを深く知ることができます。これこそが、歴史漫画の醍醐味!

ちなみに歴史漫画で一番ハマったのは「あさきゆめみし」。源氏物語を漫画化した大作ですが、高校生の頃、母に勧められて読み始めたら、一気に源氏物語の魅力にはまりました。特に好きな人物は、光源氏を優しく癒す花散里、源氏の乳兄弟・藤原惟光や表向き源氏の息子である薫の君。惟光はわかりやすい頭脳派イケメンで、源氏のやらかしの後始末をきちんとするところが素晴らしい! 彼目線で読むと平安時代の習わしなどもよくわかり、また違った面白さを味わうことができます。

同じく平安時代を描いた「超訳百人一首 うた恋い。」も好きで、百人一首や和歌のバックボーンを知ることができます。中でも好きなのは、藤原義孝の「君がため 惜しからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな」。自分の命を大事にしておらず、怖いもの知らずだった彼が、好きな人と出会ってから“できるだけ長く生きたい”と気持ちが変化していったことを詠んだ「後拾遺和歌集」の和歌ですが、心に響き渡って、「尊い!」という感じです。この漫画を読まなかったらバックボーンを知らず、ここまで楽しめなかったと思うので、出合いに感謝。ギャグ漫画「あさはかな夢みし」も面白いですよ。

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▲配信イベント「女子アナまんが部」にて。左から池谷アナ、冨田有紀アナ、相内優香アナ

いつか「超訳百人一首 うた恋い。」で和歌を超訳されている渡部泰明教授をはじめ、漫画家の先生や監修の方にインタビューをして、作品の誕生経緯や知られざるバックボーンなどを取材してみたいです。ちなみに、渡部教授は、私が日本文学を学んだ大学教授のお師匠さんであり、勝手ながら、そんな密かな繋がりも嬉しく感じています。

漫画は、ストーリーはもちろんのこと、その裏側に描かれている細かい描写がより作品をリアリティのあるものにし、私たちを惹きつけているのだと思います。作品の裏側を調べていくと、きっと、より面白くなるはずです。

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ここでお仕事のお話も少し…。10月24日(日)夜9時からスタートする「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」を担当させていただくことになりました。MCは木梨憲武さんで、未来のスターを発掘していくオーディションドキュメンタリー。これまで、数々のオーディション番組を観てきたので、どんなスター候補生の皆さんとお会いすることができるのか…とてもワクワクしています。木梨さんの横で自分らしく楽しみたいと思っています。毎週日曜夜9時放送!「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」を、ぜひご覧ください。

【池谷実悠 プロフィール】
1996年9月18日生まれ。静岡県出身。O型。2019年、テレビ東京に入社。「~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z」(10月24日(日)スタート! 毎週日曜夜9時)、「よじごじDays」(水、金曜)「追跡 LIVE!SPORTS ウォッチャー」(火、土曜)、「日経ニュースプラス9」(火曜、BSテレ東)、スポーツ中継(野球、ゴルフ、競輪)、「デカ盛りハンター」(ナレーター)、「日経テレ東大学」「いけ!いけ!森薗卓球」を担当。