3Dに触ることができる!?

 突然ですが、これ何かわかりますか??

 

 

 

写真だとわかりづらいかもしれませんが、これ3D映像なんです!

 

そしてこの地球に乗っている(吸いついている)二つのボール、

私が遠隔操作しています!

 

そう、こんな風に、

 

 

地球の上にボールを這わせています。

 

今回、モーニングサテライトで取材させていただいたのは

つくば市にある産業技術総合研究所。

 

ここで研究・開発されているのは、触れる立体テレビ。

 

つまり、この地球は立体で、ボールを地球の裏側に這わせることもできます。

 

そして、今回の開発のポイントは、「触ることができる」ということ。

 

映像に触(さわ)れるというのは、触れているような感覚を味わえるということです。

 

離れたところにいながら、

まるで映像の中の地球に触っているように感じられるんです。

 

たとえば、横から地球を潰す動きをすると、

 

 

このように窪みができて、地球が変形します。

 このとき潰していけばいくほど、地球から反発する力を感じます。

 

逆に引っ張ると、地球が伸びて、離れるときにパチーンという感覚があります。

 

 

仕組みは、手にこのような器具を取りつけます。

 

 

右のクリップを両手の人差し指につけ、

左の器具を、先端に人差し指の腹があたるようにもちます。(写真は片手分です)

 

右のクリップに描かれている白黒の模様の見え方を

装置の上についているカメラが判断し、指の向きや位置を測ります。

 

 

地球に触れると、左の器具が振動して触っている感覚になるんです。

 

ただ、実際に指を押す力が働いているのではなく、

振動に細かい工夫を加えることで、

あくまで脳に押し返しているように錯覚させているだけなんです。

 

少しわかりづらいかもしれませんが、

初めて触ったときは「ただ振動しているだけ」と思うんですが、

触り続けていると、徐々に「触っている」感覚になるんです。

 

つまり、錯覚なんですね。

脳が騙されていくんです。

 

 

実用化について、ゲームはもちろん、医療、

そしてスポーツのトレーニングにも応用できると、

開発者の中村さんは話していました。

 

ボールを叩くインパクトの感覚を味わえるというのは、

技術の向上につながりそうだと感じました。

 

2Dから3D、そして見るから触る、

不可能だと思われていたことはどんどん現実になる。

そのスピードが確実に速くなっていると感じます。

 

今後の技術の進歩に期待が高まります!!