繋いだ夢

先週のウイニング競馬では日本ダービーへの最終トライアル、プリンシパルステークスをお伝えしました。

 

一枚しかないダービーへの直行切符はトーセンレーヴが手にしましたね。

青葉賞3着で潰えかけたダービーの夢を執念の連闘で見事つなぎました。

 

陣営はもとより、トーセンレーヴを当歳の頃から取材で追い続けていたウイニング競馬の某イケメン(?)ディレクターも、いつまでも興奮冷めやらぬといった感じでした。

 

青葉賞と同じく馬群の中で迎えた最後の直線、前走の負けが頭をよぎった人も少なくないんじゃないでしょうか。

須黒アナに聞いたところ、馬群から鮮やかに抜け出して先頭でゴールを駆け抜けた瞬間は、放送席からは思いのほか大きな歓声は上がらず、呆然とした様子だったそうです。

私も勝利ジョッキーインタビューのため、検量室近くのモニターで観戦していましたが、まただめかと思ったほんの数秒後、内から先頭に立ったトーセンレーヴの姿を見て、笑いとも驚きとも言えないような「うわっ」というような言葉が口から漏れていました。

まさにドラマチック。

 

そして行われた勝利ジョッキーインタビューでは、最後までお伝えできず大変申し訳ありませんでした。

トーセンレーヴの鞍上は、クレイグ・ウイリアムズ騎手。プリンシパルステークスに続いて、日曜日のNHKマイルカップも制して、注目度が急上昇中の騎手です。

 

NHKマイルカップの勝利ジョッキーインタビューで最後にカメラにキスをしていた彼の姿に思わず笑ってしまいましたが、なかなかユニークで人のよさそうな騎手です。

土曜日の放送の時のインタビューで、私の方から放送席に呼びかけてインタビューを始める段取りになっていたんですが、音声の準備が出来ておらず私が何度か呼びかけても反応がないということがありました。すると隣でその様子を見ていた彼が、「マイクのスイッチが入ってないんじゃないの?(笑)」と言わんばかりに、マイクを指差して笑っていました。

コメントの内容も、陣営への感謝やパートナーへの称賛など、本当に丁寧で誠実な印象を持ちました。

青葉賞で勝てなかった彼にも、今回相当なプレッシャーがかかっていました。それをはねのけた強い心。そして見事トーセンレーヴを勝利に導き、夢をつないだ彼の腕。

 

ダービーでもトーセンレーヴにはウイリアムズ騎手が騎乗予定です。

「さらに進化するだろう」というパートナーとどんなレースを見せてくれるのか、今からダービーが楽しみです!