勝ちにこだわる男~London Olympics~

先月行われた全日本選抜柔道体重別選手権決勝で代表争いをしていたライバル選手を倒し、男子81kg級ロンドンオリンピック代表に選ばれた中井貴裕選手。

 

あまり、マスコミが得意ではないという彼は、勝った試合の後のインタビューでも言葉少ない寡黙なイメージがあります。

しかし、そんな中井選手がオリンピックを決めた試合の直後に見せたガッツポーズ。その様子を現場で見ていた私は、言葉には出さない熱い思いが彼の中にあるのではないかと感じました。その思いを探りたい!!

 

ということで、中井選手を取材に流通経済大学まで行ってしまいました!

そこには代表合宿などでは見られない普通の大学生の顔の中井選手がいました。なんと私、中井選手の寮にもお邪魔させていただいたんですが、部屋は意外にも??きれいでびっくり。中井選手かなりのきれい好きの様です。

寮で中井選手の私生活の謎も少しづつ解けてきたところで・・・

 

いよいよ本題!

柔道のお話をたっぷり伺って来ました。

 

 

 

 

以前代表合宿で取材させていただいた時には、「自分は一本を取ったり、投げたりするのは苦手なので、逆に相手に投げられられないようにということを考えて試合をしています。」というお話を伺い、すごく印象的でした。日本の柔道では積極的に一本を取りに行く柔道が美とされています。その中で、初めから一本を取ろうとせず、逆に相手の一本を阻止することを考えて柔道をしているということに少しびっくりさせられたからです。

これだけを聞くと、中井選手が逃げの柔道をしているかのような誤解を招いてしまうかもしれませんが、今回の取材を通じて実はその真逆だということが分かりました。中井選手がこういう柔道をするようになったのには、高校生の時に経験した未だに拭い切れない悔しい思いがあり、そこから誰よりも「勝つこと」にこだわるようになったからだったんです。

 

「内容がよくても勝たないと意味がない。勝たないと認めてもらえない。だからこそ、自分が勝てる柔道をするんです。勝つために。」

 

アスリートなら誰しも勝つことを第一の目標に日々トレーニングや練習に励んでいると思いますが、これほどストレートにそして貪欲に勝つことへの思いを話すアスリートはいないと思います。

 

中井選手にオリンピックでの目標は?と聞くと「一戦一戦勝ちを重ねて最後まで残りたいです。」と言います。

「金メダルを取ります。」ではなく、敢えてこの表現。本当に中井選手らしい。

 

中井選手がロンドンの大舞台で勝ちにこだわって戦う姿、皆さんもぜひ注目してください!

ちなみにこの取材の模様は近日放送されます。また改めてお知らせ致します☆

 

 

中井選手と後輩の麻田君と記念撮影♪