もっと申づくし

前回の干支詣の続きです。

猿丸神社を後にし、またもや京都市内へ。
新日吉神宮です。

・・・「しんひよし」と読んだ方。残念ながら不正解です。

「いまひえ」と読みます。

後白河法皇や皇居守護神山王七柱を祭神として祀り、
酒造、医薬、縁結びの神として信仰されています。
ここにも狛猿が。(逆光で見づらくすみません・・・)
しかも2体。
本殿前に、道を挟んで向き合っています。
猿だけに、
『魔が去る』、『何よりも勝る』と、語呂合わせで称されています。

そしてこの一対の狛猿は、金網に入っています。

なぜか。
それは、神の使いが盗まれてしまわないように。

そして、猿たちが夜な夜な動いて、逃げ出さないように・・・
ラストは、人気のエリア・東山。
散策していると、カラフルなお寺が目を引きます。

清水寺からも程近い、八坂庚申堂です。

つるし雛のようですが、実はこれ、一つ一つがお猿さんのお守りで、
『くくり猿』と言います。
よく見ると、手足をくくられ、吊し上げられている猿であることが
お分かり頂けますでしょうか。

人間、夢や希望を叶えようとすると、余計な欲望までも湧いてくるもの。
いわば『くくり猿』は、その人間の欲望です。
手足をくくり、動けなくすることで、
私たちが欲望のままに行動せぬよう戒めてくれるのです。
欲深い私にはぴったり。嗚呼、どうか戒めを。
『見ざる、言わざる、聞かざる』の像も発見。
こんなところにもお猿さん。

猿にゆかりのある神社も探せばあるものです。

気づけば日が落ちる時間。
ここまで実に4か所。
駆け足でしたが、回ろうと思えば回れるものです。
黄昏の京都。充実の初詣、干支詣かな。

どうか、ご利益がありますように。
そして今年も皆様にとって素晴らしい1年でありますように。

お付き合い頂きありがとうございました。

来年の干支詣も、お楽しみに。