トップランチ~プロント~

  ブームの仕掛け人

プロントの社長の提言

 

「日本全体が閉塞感。だからこそ外食産業が力強く 新しい価値を作るべし」 

  次なるブームの芽はどこに?  それは自分の足でつかむもの。

 

 

「ハイボール人気」 「女子のお一人様飲み」  「塩麹メニュー」

 

 

とかく

世のブームになっているものの裏に

実はこの人の存在があるのはあまり知られていないと思う

 

社員いわく

   「社長の動物的な勘で商品開発が進む」

 

 

カフェコーヒーチェーン「プロント」を展開する

 プロントコーポレーション

       竹村 典彦社長が今回のゲスト。

 

 

 

2006年から社長に就任。

その素顔はとてもシャイだ。

 

 

プロントといえば

カジュアルにパスタが楽しめるとあって

実は私もよく一人でふらっとお世話になる。

 

 

ぜひ話を伺いたいと、インタビューを依頼したものの

竹村社長は当初、「自分は恥ずかしがりや」と言い張り

 

 

僕はテレビには絶対に出ないんですわあ。

緊張して話せないですわ。

苦手ですっ

 

 

相当、抵抗されていたようである。

そしてようやく実現したインタビュー

めったにメディアに出ない名物社長の登場だ。

 

 

ヒットの仕掛け人と言われてますが、どうやってネタを見つけ出すんですか?聞けば、

 

 

「野次馬なんですよ、僕は。

人が集まっていると、なんだろうって行っちゃうんです。」

 

 

美味しいものが大好きで

新しいものが大好きで

百貨店やショッピングモールを歩くのが大好き。

 

 

 

外食は

年間500食以上

有名な店はどんどん行って研究する。

 

 

さらにですね、興奮するのが 百貨店やショッピングモール。

ここはヒントの宝庫なんですよ、身を乗り出して教えてくださる(笑)

 

 

女性が群がる場所を見つけると

「なんだなんだ?」

 

そばにいって

まずその女性達を観察するそう。

 

どんな年齢層か

どんなファッションの人たちか?

「タイプ」を見極めて

そのあとでいったい何に集まっていたのかを見る。

 

「そうすると

消費者が何を求めているのかがよくわかるんですわ。」

 

嬉しそうに話す。

 

いつもいつも周りをそういう目で見ています。

結局、僕は野次馬なんですわあ

 

 

本当に思う。

ブームを作り出す人は

貪欲なまでの観察力がある。

そして、いたずら心がある。

 

そして

社会に対して、日本という国に対して、強い「懸念」と「愛情」を持っている

 

今、中食ブームですよね?外食産業としては脅威ではないですか?

聞くとちょっと悲しそうな顔をした。

 

 

各社、おいしいものを出してきていますよね。いや、本当においしいですよ。でも、それを買って家で一人で食べる姿を想像してください

とっても寂しいもんだと思うんですよ。

 

もっとみんなが外にでてにぎやかな場所で、大声で笑いながら食事をするようになれば、日本がもっと元気になるとおもいません?。

 

 

私達外食産業が みんなに、もっと外で食事をしたいって思わせないと。

それは、われわれの大事な使命なんです。

 

 

 そう、彼は、女性が強くなっているこの時代、

仕事帰りに一杯気軽に飲んで、気分をリセットしたい女性がたくさんいると気がつき

「強い女性」たちの憩いの場所を提供し、ブームを巻き起こしている。

 

 

リーマンショック以降 冷え込む外食産業の中で、

女性によって売り上げが救われたといっても過言ではない。

 

 

やはり気になるのがこの質問。

「仕掛け人としては、これからは何がくるとにらんでいますか?」

 

 

いやあ、実はね

世の中の男性は今、草食男子とかいわれてますが、

震災以降、もっと「強い男性」が求められていると思うんです.

 

 

はっ?強い男子ですか?今ですか?

 

 

そう。今年の後半からは強い男子をテーマにそれを意識した商品開発を進めようと思ってるんです。

日本経済の活性化のためにも、若い男性にもっともっと強くなってもらいたいんです

 

 

女性も、震災以降、強い男を求めていると思います

仕事帰りに、男が酒を飲んで未来を語る、そういう場所を作りたいですねえ。

 

 

気持ちはわかりますが・・・でもどうやって?男を強く?

 

 

それはこれから考えます(笑)

でも

やっぱり男は男らしく、スコッチウイスキーやモルトウイスキーといったハード系のお酒を。

 ググッと飲んでほしいです。

 

飲み方は?

 

やっぱりストレート、もしくはロック。

男は強くないと。

 

 

にっこり笑った目は本気だった。

 

きっと竹村さんはまた「何か」を作り出すに違いない、

人に、そんな期待を抱かせる、そんな強さを持った目だった。

プロントの次なる挑戦が始まっている。