日本代表!

1118日のTHE TOP LINEは総合繊維メーカー「セーレン」の川田達男社長です。

 

戦後花形だった繊維業界ですが、その後ニクソンショックでアメリカへの繊維輸出の自主規制をかけられ、更にはオイルショック、プラザ合意による円高と追い討ちをかけられ斜陽化が進み、1987年にはセーレンも存亡の危機に瀕していました。そんな中、社長に抜擢されたのが当時末席役員だった川田社長。繊維業界の常識を覆し、セーレンを、日本を代表する最先端企業へと導きました。

 

「厳しい環境を生き抜くためには、コア(繊維)の部分を活かし、21世紀型のビジネスモデルに変えていかないといけない」と言うように、川田社長は常に5年、10年後を見据えて戦略を練っています。「未来を想定して今を捉えるバックキャスティングビジョンが大切」だと。

1988年の段階で「戦略的IT活用による斜陽産業からの脱却」を掲げ、①流通のダイレクト化②非衣料・非繊維化③グローバル化を進めてきました。

実際にセーレンの「ビスコテックス」というデジタルプロダクションシステムを使えば、欲しい服を、欲しいときに、欲しいだけ生産できます。ITを用いて、オリジナルデザインの服を作成し、1着から発注でき、しかも1週間程度で完成する。バーチャル在庫から服を選ぶ究極の在庫レス!環境に配慮した21世紀型のアパレルのあるべき姿ですね。私もオリジナルジーンズを作成したので、気になる方はTHE TOP LINEの動画をチェックしてみて下さい。

 

70歳を超える川田社長ですが「まだまだやりたい事が山ほどある」と大忙し。

「アナログとデジタルの融合、どんどん世界が変わっていく中で、人も変わっていかないといけない」と人材育成にも力を入れます。「これからはアジアの時代」と、海外での売り上げ拡大に向け積極的に動いています。かつて日本の文化が世界で高い評価を受けたように、川田社長は「ITを使った、日本的なものを生み出し世界に売り出す」ことを目標に世界に挑みます。元気な企業の元気なTOPのお話を聞くと、日本は大丈夫!と明るい気持ちになります。川田社長、日本代表として日本の底力を世界発信し続けてください!