チャンピオン

先日行われたボクシングの日本ライト級タイトルマッチ。

仕事終わりで後楽園ホールに急いだところ、選手入場のタイミングでした。

セミで行われたミドル級タイトルマッチは残念ながら間に合わず。

 

 

 

ライト級チャンピオン、荒川仁人(あらかわにひと)選手にとって3度目の防衛戦。

挑戦者は生田真敬(しょうだまさのり)選手。タイトル初挑戦。

 

 

チャンピオンは攻撃の組み立て方が実に多彩で、挑戦者を翻弄。

4R、ダウンした挑戦者はダメージ大。王者が見逃さず、TKOに追い込みました。

 

チャンピオン、3度目の防衛で3連続KO勝利。

本当に隙のない試合運びで完勝だったと思います。

 

 

 

さて。

試合後、リング上でのインタビューで会場を大いに盛り上げました。

「東洋太平洋チャンピオンの三垣選手と、是非やりたいです」と宣言。

「本当に強い選手と、大きなリスクを負う選手と戦いたい」と訴えました。

 

日本バンタム級タイトルマッチの山中慎介選手と岩佐亮佑選手の試合を引き合いに出しました。

この試合はバンタム級頂上決戦であり、選手もファンもタイトルマッチ以上の価値を見出しているかのようでした。

確かに、あんな試合がしたいと思うチャンピオンが出てきてもおかしくないでしょう。

それほどの注目度、そして素晴らしい試合でした。

 

 

 

ごくごくシンプルに考えるならば。

ボクシングはその階級で最強であることを証明するために戦います。

しかし、同時に興行の看板を背負えるような選手になることもプロとして重要。

 

荒川選手は、三垣選手というリスクを負わなくても道を開く術はある立場。

しかし。そこで敢えて危険を承知での王者対決を希望。

 

 

ファンが見たいものに応える。

これも実にプロフェッショナルな姿勢。

 

ファンは見たいんです。

強い者と強い者が戦い、どちらがより強いのかを。

技術、戦術、肉体を極限まで研ぎ澄ませた戦いを。

飽く事無く、強さを渇望する純然たる生き様を。

 

 

後楽園ホールを出る際に、知人とバッタリ会ったのですが。

「チャンピオン対決、実現したら見たいですね~」

もう、この話しで盛り上がるわけですよ。

 

 

もちろん、本人の希望だけではまとまらないのがマッチメイク。

実現するかどうかはわかりませんが、チャンピオンの一言で夢をみることはできるんです。

 

荒川選手、勝ちっぷりだけでなく、その姿勢・言動も清々しいチャンピオンです。

 

 

 

そういえばホールを出る際に。

 

7月1日・日本スーパーバンタム級王座統一戦のポスターが貼っていました。

 

正規王者・芹江匡晋(せりえまさあき)選手。

暫定王者・瀬藤幹人(せとうみきひと)選手。

 

 

リターンマッチであり、真の王を決める戦い。

この2人も、常に強い選手と戦い続ける姿勢が気持ちいい。

もうすぐだ。。

 

 

その翌日。7月2日、荒川選手がターゲットに定める三垣選手の試合もあります。

東洋太平洋ライト級タイトルマッチ。

三垣龍次チャンピオンの3度目の防衛戦。

挑戦者は、3年ぶりのタイトルマッチとなる川瀬昭二選手。

 

 

ほかにも佐々木基樹選手、下田昭文選手、細野悟選手、粉川拓也選手。

チャーリー太田選手と柴田昭雄選手のリマッチなどなど。

 

 

見逃したくない試合が続きすぎる、ボクシング。

チャンピオンの座を賭けた、死力のぶつけ合い。

熱いです。