明日を照らす

 129日のTHE TOP LINEはアステラス製薬の畑中好彦社長です。専門用語の多い製薬業界、突っ込んだ話になると我々には全く理解できない難しい話を、噛み砕いて分かりやすく説明してくださいました。

畑中社長は今年6月に社長に就任したばかり、ここまでの6ヶ月を「就任までの2年間も経営にかかわる仕事をしていたのでやる事は変わらない・・・」と話していましたが、広報の方曰く「公私の私の部分は無くなっているようです」と。54歳での社長就任は、製薬会社の中では異例の若さだということですが、新たな領域へのチャレンジ、アステラス製薬のこれからの発展の中で、畑中社長のスピーディーな決断が求められる場面が増えていくのでしょう。

 

 アステラス製薬は「医療用」医薬品事業、中でも新薬ビジネスに特化しています。「新薬の開発なくしてジェネリックは生まれない」と話していましたが、患者の満足度の低い分野に新たな医薬品を投入し、患者の要求を満たすことが、アステラス製薬の果たすべき役割のようです。

現在、泌尿器や移植・免疫の分野では世界トップレベル。これからは抗がん剤の分野に注力するといいます。がん領域での事業基盤を強化するため、これまでも2007年にアメリカのアジエンス社を買収し、2010年にはアメリカのOSI社を買収しました。畑中社長はこのOSI社買収の中心的役割は担ってきたそうです。その成果がでるのはいつ頃なのか。2014年までには、アステラス製薬のがん治療薬が世界中で複数販売されるであろうと話していました。

2015年には2人に1人がガンで死亡するというデータも出ているようです。がんとの戦いは誰にとっても他人事ではない時代。日本企業が作ったがん治療薬で世界中のがん患者が救われる時代が来たら、誇らしいですね!