時空を超えた手紙①

 

東日本大震災の被災地でもある

 

宮城県亘理郡亘理町。

 

個人的にとっても不思議な縁を感じています。

私と亘理町をつないだもの・・・。

 

それは、一枚の手紙でした。

 

2000年8月

 

 

当時、群馬県で行われていた

横浜港と釧路港を往復航海する企画

”ぐんま少年の船”に先輩が乗船したとき、

所属していた新聞委員会のメンバー4人で

海洋調査のためペットボトルに手紙を入れて、

海に放流しました。(海上保安庁に許可をとりました)

 

いわゆる”ボトルレター”というものですね。

 

10年以上前に太平洋のどこかで放流した

ボトルレターが見つかったという衝撃の連絡が入ったのは、

昨年の秋です。

 

高校時代の恩師から、興奮気味に電話がありました。

「11年前に流したビン、覚えてる??拾われたって・・・!

しかも、拾われた場所は被災地でもある、亘理町!!」

 

本当に本当に、驚きました。

こんな奇跡みたいなことがあるんだ、と・・・。

 

しかも話には続きがありました。

 

亘理町の方々がビンを拾ってとっても喜ばれているから

ぜひビンを流した私たちを亘理町へ招待したいというのです。

 

そして昨年の秋、久しぶりに出会った先輩と一緒に

宮城県の亘理町へ行きました。

なんと!!漁港の方々が旗を持って出迎えてくださいました。

 

これが、2000年8月に流した実際のボトルレターです。

ペットボトルは錆びたり凹んだりと損傷はありますが

中の手紙はとっても綺麗に残っていました。

左が、当時中学3年生だった私です。

うわぁ~!!なんだか恥ずかしいですね。

まるでタイムカプセルが届いたようです。

 

そして・・・この手紙を拾ってくださったのは・・・!!

玉田さんです。先日、半年ぶりに再会してきました!!

「たま屋」という釣り具屋さんを経営されています。

震災後、売り上げが3分の1以下になってしまったそうですが

明るくいつも会話はユーモアにあふれています。

 

玉田さんはヤギを飼っていて、

私たちのボトルレターはこのヤギのユキちゃんとの散歩中に

見つけたそうです。

当時、まだがれきだらけだった田んぼの中を被災者を探す

ことを兼ねて毎日散歩していたという玉田さん。

そんな中、ユキちゃんがあるペットボトルにつまづきます。

「何だろう?中に何か入っているぞ」

ペットボトルを開けてみたら・・・・

私たちが11年前に流した手紙が入っていたという訳です。

 

玉田さんは動物が大好きで、ご自宅にはたくさんの動物を

飼っています。

 

②へ続きます!!