失敗は成功のもと

1月11日放送のトレたまは、車いす用のエアバッグでした。



レバーを押すと、後頭部あたりに取り付けたエアバッグが瞬時に膨らみ、

頭や背中を守ってくれるというもの。

どんな車いすにも取り付けが可能だということです。


膨らんだエアバッグは、簡単に取り外すことができるので、

水に落ちた時にも、浮き具として使うことができます。

 


私が車いすに乗らせて頂いたのは取材中のごくわずかな時間でしたが、

それでも、ちょっとした段差や、歩いただけでは気付かないような地面の傾きが、

車いすに乗っていると大きな負担になるものなのだと感じました。

普通の道に見えても、実は危険がいっぱいで、

車いすの転倒事故は結構起きているのだそうです。

 

今回のトレたまは、もともと

災害時にできるだけ安全に避難できるようにと開発されたものなのですが、

こういった日常の転倒などの際も使えるというお話でした。

 

…というお話、だったのですが、、


取材中、

ちゃんと正しい位置で膨らまないこと、

膨らむまで時間がかかってしまうことが何度もあり、

これではいざという時にちゃんと効果を発揮できないのでは、、と心配になりました。


我々としては、その事実を放送しなければいけません。

報道する者としては当然なのですが、

とはいえ、どこかに心苦しさを覚えるのもまた事実。

だって、開発者は、

失敗した様子をテレビで流して欲しくないでしょうから。

開発したものを自分の子供のように大事に思っているのも知っていますから。

 

でも今回のトレたまの開発者は

「失敗した時のも放送した方がいいねぇ。」と、

自らおっしゃって下さって。

 

「このエアバッグがあればもう大丈夫だと思ってしまっていたら、

 重大な事故に繋がっていたかもしれない。

 そうなる前に、今失敗して、ダメな点に気付けて良かった。」

「きちんと改良して、この商品を世に出して、

 できるだけ早く皆さんの役に立てるように頑張ります。出直します。」と、

かみしめるように何度も何度もおっしゃっていました。

 

素晴らしい方だなぁと思いました。

今回のトレたまに、すごくまじめに向き合っているのが、

言葉の1つ1つから伝わってきました。

 

 

WBSのfacebookに、いつもたくさんのコメントありがとうございます。

今回は放送後に、

こう改良してみては?といったアドバイスや、

励ましのお言葉なども頂き、、心が温かくなりました。

 

 

開発者は、弾き語りで日本各地を回られていて、

去年の東日本大震災をはじめ、

被災地にも何度も行かれたことがあるそうです。

その際、車いすを使われている方が

災害時に避難するのに苦労されているという話を聞いて、

こういった商品の必要性を感じ、開発を決意したそうなんです。

 

失敗は成功のもと。

 

このトレたまの開発に関わっている皆さん!

車いす用のエアバッグを、きっといつか完成させて下さいね!!

まだ“たまご”かもしれませんが、

この商品が世の中に羽ばたいていく日を楽しみに待っていますから☆

動画はこちらですhttp://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/trend_tamago/post_13720/