リレーユース

210日のTHE TOP LINE は、宝飾品や衣料などの買い取りと販売をてがけるコメ兵の石原司郎社長。番組出演時のスタイルは、ダンヒルのスーツに小物類、ダイヤモンドがさりげなく光るロレックスの時計。「いい物は長持ちするし、着心地がいい」と話す石原社長、さすが、上品にブランドを身に着けていらっしゃいました。でも、本当はあまりブランド品には興味がなかったとか。社員から「社長なんだから、良いものを着てください」と頼まれた過去があると。今でも「そろそろ新調してください」とお尻を叩かれていると。飾らない、とってもチャーミングな社長です。

 

今期は震災の影響による購買意欲縮小の影響で売り上げが落ちる時期もありましたが、下半期ではしっかり回復しているといいます。環境意識の高まりや節約志向、更には金価格の高騰を追い風に、20114月から12月の業績は増収増益、通期予想も2度上方修正しています。金価格の高騰に伴い、金を中心に買い取りが増え、商品のラインナップが充実。金を売った顧客が、豊富な商品の中から新しいものを選んで買う。良い循環が生まれたようです。

 

業績がいいのは、もちろん外部環境の影響だけではありません。「信用力アップ」「リユースイメージの向上」「買い取り力アップ」「戦略的な出店」と、地道な努力を進めてきた結果が実を結んでいると。リユースイメージの向上のために、百貨店や高級ブティックさながらの店舗を作り上げています。銀座や青山なんてうっとりするほどの空間です。。。買い取り力アップのために、バイヤーは毎日勉強会を開いています。今後は新たな販売チャネルの開拓も含め、

粗利益率の高い「衣料」の買い取り・販売を進めていくということです。誰かの要らないものは、他の誰かにとっては魅力的なものかもしれない。物を捨てる時代から、物を大切にする時代への逆回転。リレーユースの広がりは、個人の意識変革とともに、こうした企業の努力が加速させるのかもしれませんね。