少数精鋭

  330日のTHE TOP LINE1万種類に及ぶコネクターを作っている本多通信工業の佐谷紳一郎社長です。本多通信工業のコネクターはスーパーコンピューター「京」にも採用されています。


 「少量多品種」が売りの本多通信工業、ニッチなコネクターを手がけるので生産効率がよくないという事から、リーマンショック前後に3期連続赤字に陥りました。そんな中、社長に就任したのが佐谷社長。Plan80という中期計画を策定し、明確な方向性を示し、見事1年で黒字転換を果たしました。「少量多品種」が悪なのではなく、効率を上げることで業績を好転させました。キーワードは「国内と海外のすみわけ」。国内は月産1万個未満の小ロットの品種を小気味よく顧客にとどける“コンビニ拠点”に、海外は月産1万個以上の品種を量産する“機動力の高い拠点”にすみわけ、高効率化を図っています。それだけではなく、国内工場ではロボットを導入し、生産の更なる効率アップを図っています。

 

 2012年は本多通信工業80周年。2012年は中期計画Plan80の完遂と、次のステップへの準備にと重要な1年。現在は産業機器の比重が重いのですが、これからは車載分野などの新分野の比重を高め、事業の柱を増やしたいと言います。ロボットを増やすなど、製造を中心に設備投資も倍増させます。そして、5%の利益体質を確立し、2桁の利益体質への準備をはじめると。

 

 「得意技を更に磨き勝ち残っていく」と佐谷社長は話します。「少量多品種」で戦う「少数精鋭」本多通信工業、個性ある企業として輝き続けてもらいたいです!