ビーチバレーの季節

4月中旬ごろから、東京は数日おきに夏日ですが・・・。

暑い陽射しが最もよく似合うスポーツが、シーズンを迎えます!!
ビーチバレーのジャパンツアー、開幕記者会見に行ってきました!


北京五輪が終わってからの注目は。
何といってもペアリング!!
継続か、新たなペア結成か。。。


卓球やテニスと違い、ペアでの出場以外がありえないビーチバレー。
自分と相手の現在の力、目標、プレーのタイプ、性格etc・・・。
コンビの熟成に時間がかかることもあり、慎重なパートナー選びが求められます。


国内外問わず、転戦が続くので、家族よりも長い時間を共にします。
ビーチバレーは試合中、ベンチにコーチが入れません。外からのアドバイスも禁止。
試合が始まったら、本当に2人っきりでの戦いとなります。

まさに、運命共同体となる、ビーチバレーのペア。
今回の会見は、今シーズンのペアのお披露目の機会でもあるのです。




まずは男子。

左から、朝日健太郎選手&白鳥勝浩選手。
緑のビブスが今井啓介選手&西村晃一選手。

北京五輪オリンピックでグループリーグを突破し、9位の成績を収めた日本を代表するペア。
「次の五輪で完成形を目指す(by白鳥選手)」2人の戦い。
「世界との差を意識してのチャレンジの年(by朝日選手)」が始まります!

西村晃一選手は「オリンピックを目指すために、今井を選んだ」と。
このペアの可能性に自信ありといった雰囲気。
今井啓介選手は、今季、インドアから転向!
196cmと朝日選手に迫る長身選手!!
「ちょうどインドアで目標達成したタイミングで西村さんと出会った。
女子に注目がいっていますが、男子も面白いぞ、というのを見せたい」



そして、女子!!

浅尾&西堀ペア以外のトップチームは、全てペアを解消。

左のペアが、再結成となる浦田聖子選手&楠原千秋選手。
中央が、日本女子最長身の鈴木洋美選手&国内プロ唯一のレフティー田中姿子選手。
そして右が、ご存知、浅尾美和選手&西堀健実選手。



実績がある選手同士な上、2年前にペアを組んでいた浦田&楠原ペア。
コンビの構築に時間のかかるビーチバレーですが、このチームは強力です!

引退を決意していた鈴木選手を「この高さは、後にも先にも出てこない」と口説いた田中選手。
口説かれた鈴木選手は、今、話題の菅山かおる選手と同期生。
その菅山選手のことを聞かれて
「よく、あの白い肌を紫外線にさらしにきたなぁ、と驚きました」
と、取材陣を笑わせます。


そして!
すっかりビーチバレーの顔となった浅尾&西堀ペア。
北京オリンピック出場には届かなかったものの、着実な成長を見せた2人。
「オリンピックを現地で見て、自分の足りない部分がよく解りました。
もっともっと、厳しい練習を積んでいかないといけない思いました。
一緒に耐えて、頑張って行けるのはタケさんしかいないと思いました」
と、ロンドンに向けた4年間をペアを継続して戦うと、迷い無く決意した浅尾選手。

西堀選手はOFFシーズンの練習について。
「今までにないくらい、追い込んだ練習が出来ました。試合が楽しみです。」
と自信のコメント。


ペア結成5年目。
進化した浅尾&西堀ペアが、ロンドンに向けて始動します!



会見の途中「海辺を守ろう!運動」のPRも行われました。

温暖化による海面上昇で少しずつ失われていく世界の砂浜。
より環境問題が身近なビーチバレー選手たちからのメッセージがありました。



そして、佐伯美香選手からのご挨拶も。

(写真は会見後、帰りがけをお願いして撮影)
昨シーズン限りで競技の第一線からは身を引く決意をした佐伯選手。
引退という言葉は控えて、第一線から退くと表現されました。
今後の具体的なことは未定で、何が自分にベストか探していくとのことです。

ビーチバレー人生での印象的な場面としてあげていたのは、五輪。
シドニーオリンピックで4位になった時のこと。
3位決定戦の日が誕生日で、その日まで残ることを目標にしていて。
そこまで残れた満足感とメダルに届かなかった悔しさが半々だったそうです。

今は、地元の高校でインドア男子チームの指導にあたっているそうです。
教えると言うこと自体、毎日が発見と勉強の日々だとおっしゃっていました。


コートを一先ずは去る佐伯選手。
そのほか、昨シーズンまで田中姿子選手と組んでいた小泉栄子選手。
小泉選手は若手と組んで、国内ツアーを戦うそうです。



新ペアが続々と生まれたビーチバレー。
継続的に練習を積んだチームがシーズン序盤は有利でしょうが・・・。
一方で、個々の“経験値”も非常に重要な種目でもあります。
ツアー初戦から、注目です!