真球

今週のEモーニング、特集企画は「MAXを極めろ」です。
さまざまな分野の日本の技術力の高さを特集しています。

今日、6月18日(木)に放送したのは、真球です。

非常に高い技術がないと、球体の丸みの精度は出せません。
真球度という数値があり、その球体の丸みの誤差を表わします。


日本の高い真球を作り出す技術が、どんな所に活かされているのか?!

例えば・・・


これは、日本が世界に誇る有人潜水調査船「しんかい6500」です。
神奈川県にある独立行政法人・海洋研究開発機構で取材しました。
全長およそ9.5m。その名の通り6500mまで潜れます。
小型の船で深海に潜れるようになった事で、調査の幅はグッと広がったそうです。

この調査船、人が乗る部分と動力機械の部分の二ヶ所が真球状になっています。
1cm四方あたり、数百キロの重さがかかる深海の水圧に耐えるには、真球が適しているのです。



これは「しんかい6500」の入り口。
大人1人が通るのでやっとの大きさです。
中も非常に限られたスペースなので、カメラマンさんと一緒には入れません。
私が小型カメラを持って、中に入ってきました!!
自分でカメラを回したのは初めてで、ちょっと緊張しました。。


人が乗る部分は、内径2mの球体で3人乗りな上に機材もたくさん・・・。
なのですが。2mという数字からすると意外なほど圧迫感はありませんでした。
3人が座っていればそれほど窮屈に感じませんでした。

壁面が丸みを帯びているだけで、ここまで印象が違うのかと驚きました。
球体の中、というのは不思議な空間です。




潜水艇の他に、卓球のボールも取材しました!
薄いプラスチックで出来ているこのボール。
その製造にも、高度な技術が詰まっています。

出来上がるのに4ヶ月かかるのですが、その後も厳重な検査があります。
その検査にパスしたボールだけが、試合球として認められます。

ボールの回転が試合の行方を左右する、非常に繊細な競技である卓球。
今回、16歳の日本代表・石川佳純選手から、お話しを聞くことが出来ました!
先月の世界卓球でベスト8入りした新星・石川選手も信頼を寄せる性能を日本製ボールは備えているのです!




余談ですが・・・。
「しんかい6500」のフロント部分に付いているロボットアーム。
熟練のパイロットが動かすと、ワインのコルクを抜いてグラスに注げるそうです。

機械や製品を作る技術もさることながら。
使いこなす人の技術も驚くべきものがあります。


最高の技術の結晶としての道具があって。
最高の技術をもった人間が最大限に使いこなす。
匠の技には、欠かせない要素なんですね。


世界卓球で目の当たりにした、トップレベルの技。
選手の心・技・体を支える至高の道具。

道具という面から見ても、多くのものが見えてきますね。