スミスの本棚 特別編 『シンガー・JUJUさん』

2013年 3月18日 【 スミスの本棚 第二弾 】 が発売されました。

 

これを記念して、先日

    代官山の蔦谷書店で「スミスの本棚・公開収録」を行いました。

 

ゲストは、全国ツアーで忙しい中 駆けつけて下さった

                       シンガーのJUJUさん

 

 

ほんの少しだけ、恐いイメージをもっていましたが(笑)

実際にお会いすると、とても面白くて優しくて・・・ 

姉御肌で。   ホントに素敵な女性でした。

アメリカで、ジャズを中心に音楽を学び、2004年にメジャーデビュー。

決して順風満帆の歩みではなかったと言いますが、

          切なく心に響く曲が、多くの人の共感と支持を得ました。

 

 

自ら「活字中毒」と称するほど

移動中も、テレビを見ながらでも、

そして寝る前にも 本が手放せないという、本好きのJUJUさん。

 

特に、日本語の素晴らしさを強調します。

『 知っている言葉なのに、聞いた瞬間ハっとする美しさがあったり・・ 』

その1つの言葉のイメージで、曲ができてしまうこともあるそうです。

お気に入りの作家は、 

「言葉と言葉の間の空気感が心地よい」 という、村上春樹さん。

 

他にも多くの愛読書がある中で、今回お薦めしてくれたのが、こちら。

 

 

【 天切り松 闇がたり 第一巻~第四巻 】    浅田次郎  著

 

 

『 粋だねっ! の一言につきますね。 』 (JUJUさん)

 

父親に捨てられた松蔵少年が、一人前の「盗人」に成長していく物語。

粋でいなせな親分や兄弟子たちのもと、

義理人情の世界の中で、心意気や人間としての誇りとは何なのか・・・

大正ロマンと共に、鮮やかに描かれます。

世の中にゃ、銭金より大事なもんがいくらだってあるんだ!

 

仁義あり、ロマンスあり、涙あり、笑いあり・・・

人の温かさや哀しさが胸に迫り、浅田作品の真髄が味わえるシリーズです。

 

『 この9年間、苦楽を共にしてきた(バンドの)うちのチーム自体も

  プロデューサーの元、強い絆でつながっているので、

  やはり、尚更もっと大切にしなきゃって。 』 (JUJUさん)

 

JUJUさんの周りには 義理人情にあついメンバーが多く

まさに、この「天切り松」のような世界の中で 鍛えられてきたそうです。

 

『 やっぱり大人になっても怒ってくれる人がいるって

  幸せだな、と思いますね。 』 (JUJUさん)

 

この本から学んだことを、聞いてみました。

 

『 盗みは小手先でやることではないっていうのが、全てにつながる。

  人付き合いも、歌を歌うことも。 常に一本の軸があって、

  それは決してブレたりしてはいけないもの。 』 

              ( ↑ 手には「スミスの本棚第二弾」の本が・・ )

 

人生を「8年周期」で生きていくことを決めた、というJUJUさん。

 

『 8年間走ってきて、これからまた新たな8年を歩み出す最初の年。 

 もう一回ゼロに立ち戻って、新しい気持ちで皆とつながっていきたい。

 だから、小手先でやっちゃいけないっていうことが、とても大切に

 思えてくる・・ 』 (JUJUさん)

 

 

常に初心を忘れず ひたむきに、

大切な音楽とファンの皆さんに向き合っていこうとする姿勢が印象的でした。

 

JUJUさんが、人の心を震えさせる「音楽」を生み出せる訳が

                         分かったような気がします・・。