スミスの本棚 『歌舞伎俳優 ★ 市川海老蔵さん』

今回のゲストは、私と同じ1977年生まれで

      これからの歌舞伎界を背負って立つ 市川海老蔵さんです。

 

初めてお会いするということで少々緊張していたのですが、

「 その親しみやすさに、一気に緊張もほぐれ・・」

という、いつもの展開ではありませんでした(笑)

海老蔵さんは、凛としたオーラをまとっています。

多くの人が、多少尻込みしてしまうような。

 

400年の歴史と伝統を受け継ぐ「歌舞伎役者」として

幼い頃から育まれてきた、そして自然と身に着けてきた

あるいは心意気から生まれた ある種の空気感なのでしょう。

 

質問の意図を瞬時に理解し、その反応は まるでF1のように

マッハのスピードです。 ただ、会話を重ねていくにつれ、

徐々に海老蔵さんという人間の輪郭は はっきりしてきます。 

彼が選んだ本。

 

それは、これから私の「指南書」にしたいと思う

貴重な一冊でした。

 

【  成功の実現  】    中村天風  著   

 

 

一言で表すと陳腐になってしまいそうで心苦しいですが・・・

 

『 自分の心の置き方を変えるだけで、人生は変えられる 』

 

 

この本の著者 中村天風さんは

松下幸之助さんや稲盛和夫さん他、各界の大物が

「師」と仰いで教えを乞うてきた、伝説の人物。

 

『 まずは人間をつくりなさい。 それから後が経営であり事業である 』

というベースの考え方を元に、

より成熟した人間となる為の 日常の心構えなどを具体的に指南します。

 

各々の成熟レベルに合わせた訓練・鍛錬が提示されていて、

努力を重ね、それをクリアしていかねばならない・・

わりと 実践的な本でもあるのです。

中でも、海老蔵さんと私が 心を深く揺さぶられた部分があります。

 

それが、『心の管理の仕方』

人間とは 気=霊魂 である

心と体を道具として使うことで、常に心の態度を積極的にしておく

 

訓練でそれが可能になれば、どんな状況においても

負けることがないのです。

( 本を読んで頂けると、もっと意味が深く理解できると思います )

まさに 目から鱗の教え・・ 

海老蔵さんも同じ部分で強い刺激を受けていたようでした。

しかも、彼はそれを歌舞伎という舞台で常に訓練することで

ある意味、その境地に達しているように感じました。

 

『 人生の哲学書 』

 

価格は1万円を超える(スミス史上最高値)ずっしり分厚い本ですが、

ページをめくる毎に、「これはすごい!」 と夢中になりました。

読み進めるうちに、自分の心が強くなっていくのがわかります。

生き方の価値観が音を立てて変化していくのを感じた 一冊でした。

『 乗り越えられない壁はない。

     身に起きる 良いことも悪いことも 全てプレゼント。 』 

 

と語る海老蔵さん。

その前向きな強い精神力、

そして、たまに垣間見せる少年のような純真な心で、

これからも枠をはみ出し続けて(笑) 活躍してほしいです。