先日、空手のオリンピックともいわれる4年に一度の祭典が行われました。
第10回オープントーナメント 全世界空手道選手権大会。
新極真会が主催する伝統の世界選手権も、第10回という節目を迎えました。
今や日本の武道は世界中に普及していると言ってもよいでしょう。
グローバル化が進むほどに、俗にいう世界の強豪は多く生まれます。
空手の世界も、もちろんです。
2メートルを超す体躯から強烈な突きを打ち下ろす選手がいたり。
100kgを超す体重から破壊的な蹴り技を繰り出す選手がいたり。
体重無差別で行われる真の世界一決定戦。
未知の強豪が集う、本当に何が起こるか分からない大会なのです。
日本代表選手たちには使命にも近い課題を背負っています。
日本の王座防衛。
男子は過去、一度として海外選手に王座を譲ったことはありません。
今大会も、日本人選手が優勝できるのかどうか?!
2年前の体重別世界大会であるワールドカップで、日本勢は大苦戦。
女子の中量級を除いて、5階級すべてを海外勢に譲ってしまいました。
勢いを増す海外勢の前に、ついに王座流出か?!
前回は塚越選手の神懸かった組手が世界を制しました!
今大会で引退を表明している天才空手家・塚本徳臣が爆発するか?
不振にあえぐディフェンディングチャンピオン塚越孝行の連覇か?
それともユース出身の若者が超新星のごとくトーナメントを制するか?
ついについに、海外の猛者による“日本崩し”成るか?!
さらに女子は前回、初めて世界選手権が行われたものの。
初代女王の栄誉を海外選手に奪われてしまいました。
今回は死に物狂いで王座奪回に向かいます。
ある意味男子以上に体格差が厳しい大和撫子たちの戦いも注目です!
放送は11月19日(土)16時~17時15分
会場の東京体育館は大いに盛り上がりました。
歴史に残る、そして記憶にも残る大会となりました。
空手の真髄を、武の極みをとくとご堪能ください。
空手を知らない方にも、是非ご覧いただきたいです。
特に格闘技好き、もしくは格闘技を観て楽しめる方、必見です。