5月におこなわれた第2戦の富士でのレースをもって、
番組を卒業しました。
気付けば担当して丸4年!!
お世話になった関係者の皆様方
本当に、本当に有難うございました。
こんな中途半端な時期に現場を去ることになった為
直接ご挨拶ができなかった方もいて心残りです・・・。

↑ 担当就任 間もない2012年
これまで様々な番組を担当させてもらいましたが、
SUPER GTでの経験も間違いなく、自分の中で財産となりました。
年に8回のレース。
15台のGT500クラスと
およそ30台ものGT300クラスの2クラスが
同時に走る、非常にエキサイティングなレース。
専門用語や、時には 怒号も(!)飛び交う現場。

↑青木愛ちゃんと2年目の2013年
レース中
「そこ邪魔だ!!!」
「こら危ないぞ!!!」
「なんべん言ったらわかるんだ」
数えきれないほど、叱ってもらいました。
レース中
「うちのレーダーによると1時間後に雨、降ってきそうなんだよね」
「うちはソフトだけど、○と○号車は少し堅めのタイヤ選択したよ」
有難いことに、こっそり情報を教えていただくこともありました。

↑チェルちゃん ことチェルシーと、担当3年目の2014年
「本来は見せられないんですが、今日だけお見せしますね」
と、エンジンや研究所などを特別に見せてくださったチームも。
(鈴木監督・・・毎回本当に有難うございました)
真夏の鈴鹿。汗だらだらの自分を見かねて、
レーシングスーツのポケットにメカさんが
「これで冷やせ(^^)!」と
氷を突っ込んでくださったこともありました!笑
ピットウォーク中
「いつも観てますよ!GT+ に モヤさま!」
「今日も暑い中おつかれさまです!熱中症 気を付けて頑張ってください!」
「愛車自慢、今度僕も出してください!笑 いつも楽しみにしています!」
ファンの皆さんに声を掛けていただく度に、現場の楽しさを実感しました。

↑ 元F1レーサーや、10歳も年下の子と仕事ができるなんて・・・!2015年
レースでは、同じ展開になることは一度たりともありません。
全てが、その一瞬にかかっているんです。
「あの時こうリポートすればよかった」
「この情報もっと事前に調べておけばよかった」
後悔しても、その瞬間は戻ってきません。
臨場感を活かしながら的確にリポートするという難しさ、醍醐味を
教えてもらった現場でした。
4年の間に、
顔つき 目つきが変わっていった若手の選手
コンビが代わって、より速さが引き出されるベテランの選手
インタビューで少しずつ感情を出すようになってきた選手
選手から監督になっていった選手・・・などなど
めまぐるしく、密度の濃い 4年間でした。
良い時でも、悪い時でも
晴れの日でも、大雨の日でも
泣いている時でも、笑っている時でも
取材に応えてくださった皆さん
本当に有難うございました。
皆さんのおかげで 何ページにも及ぶ
忘れられない思い出、貴重な体験ができました。
そしてGTファンの皆さん、これからも引き続き、番組を宜しくお願いします。
これからはファンの一人として、
番組の視聴者として、楽しもうと思います!
4年間 有難うございました。