使い捨てコンタクトレンズのお世話になってもう15年くらいたつだろうか。
決して安くないけれど
毎日 洗浄しなくてはならないハードに比べ
便利で簡単、衛生的。
我が家では、ごみ箱に捨てたはずのコンタクトレンズがたまにカピカピになって
床に落ちていることがある。
そんな中
今回のトップランチは日本で初めてハードコンタクトレンズを開発したという
コンタクトレンズ大手 メニコンの田中英成社長
コンタクト使用者として聞きたいのはやっぱりこのポイント。
1990年、アメリカから使い捨てコンタクトが入ってきて
世の中の流れはハードから使い捨てにかわった。
私は、まさにこの世代。
ちょっと高いけど、便利~!!!!
すぐにメニコンから乗り換えた人間である。
でもメニコンはハードコンタクトにこだわり続け・・・・・
結果、市場競争から大きく後退してしまったのだった
あのときに
アメリカ企業に対抗して、使い捨てレンズを開発なかったのはどうしてですか?
社長は言う。
「もったいない」、という概念を持つ日本人が
汚れたら捨てる 「使い捨て」は選ばないだろう、と思っていたんです
メニコンが誇る技術は
高性能で耐久性がある、つまり「長持ち」するコンタクト。
まさに物を大切にする日本人向け。
そんな発想から研究開発が大きく遅れてしまったそうだ。
ううむ。
たしかに、最初は抵抗があった。レンズを捨てるなんて・・・もったいない・・。
でも
私は生き証人である
やっぱり私は 「便利」を選択した
世の流れを読む。
企業の経営判断のなんと重いことか。
そうですね、やはりその失敗は反省しないといけません
そして田中社長は大きな経営決断をした
本格的に 使い捨てコンタクトに参入したのだ
社運を賭けるその商品は「マジック」。
薄くておしゃれなパッケージ。
世界初めてという技術を駆使し、
現在わずか4%の使い捨てのシェアを10~15%にまで引き上げたいとし
出遅れたこの市場の巻き返しを狙う
まさに我々の戦略商品と位置付けています。
うん、かわいい
そしてこの薄さ。機動的ではある。
番組スタッフのおずちゃんは
「え~かわいいですねっ。ちょうどコンタクトが切れてたんですよ~」
オンエアー後、さっそく店舗までいって購入していた。
ふむ。反応はいいようだ。
メニコンの逆襲が始まるのだろうか