Jリーグの話~上位編~

Jリーグが、面白いんです。

毎年ですけれどね。

今年の面白さは、やはり意外性でしょう。

 

 

どのスポーツもシーズンが始まる前に、専門家や専門誌の順位予想が定番です。

今のJリーグの順位分布、大まかにでも予想していた方っているんでしょうか?

振り返れば、なるべくしてなったということも言えますが、あくまで結果論。

 

世界中の主要スポーツで、ここまで予想が難しいプロリーグがあるのでしょうか?

戦力均衡を図るドラフト制度があるわけでもないのに、何故ここまで混戦になるのか。

(ドラフト制が必ずしも戦力均衡を生まないという議論は、今回はおいておいて。。)

 

多くの要因が複雑に絡み合っているので、簡単には断定できませんが・・・。

 

2010年ワールドカップ以降、日本人選手の価値が国際的に高まりました。

そして日本の移籍制度の変更で海外移籍のハードルが下がったこともあり。

そして世界の(特にドイツの)サッカー戦術のトレンドが、日本人にとって馴染みやすい方向に流れていること。

そんなこんなで、ここ数年、日本人選手が大量に海を渡ったことで、Jクラブの戦力バランスは大きく変わったのではないでしょうか?

 

 

 

さてさて。

 

残すところ4節となったJ1リーグ。

鹿島アントラーズやガンバ大阪といった名門が低迷する中。

優勝争いはサンフレッチェ広島とベガルタ仙台に、ほぼほぼ絞られました。

追いかける側からみて逆転可能な勝ち点差は、「勝ち点差≦残り試合数」が一般論だと解説者の方から教わってきましたので(もちろん例外はあります)。

3位浦和レッズも逆転優勝は可能ですが、勝ち点6差は厳しいと見ます。

浦和も何か一つ噛み合うと、一気にいきそうな可能性は感じるのですが・・・。

それよりも広島と仙台の手堅さと勢いに分があると思います。

 

 

Jリーグ発足当初に名を連ねた10クラブを「オリジナル10(てん)」と称します。

その10クラブの中で、主要3大タイトルを唯一取っていないのが広島です。

J2降格を経験するなどの低迷を抜け出し、今は強豪の地位を築きつつあります。

監督起用、選手の育成など一つのモデルを示したとも言える広島。

クラブ史上初の生え抜き監督となった森保監督が悲願を達成するか?!

懸念材料は主力の千葉、ミキッチ、青山のイエローカード累積が3枚という点。

(累積が4枚になると直近の試合が出場停止となります。)

特に今季加入して守備の安定をもたらした千葉が4枚に達すると痛手でしょう。

 

 

今季前半は首位を走り、得失点差で2位につける仙台の試合を先週末はテレビで観ました。

去年リーグ最少失点を記録した、球際で身体を張る守備は健在です。

中盤でのボール奪取に重点を置いたジュビロ磐田にセカンドボールは拾われていましたが、その後のピンチを高い集中力で次々とシャットアウト。見応えがありました。

堅守に加えて赤嶺&ウィルソンの2トップが共に2ケタ得点と好調。

 

 

去年、高い攻撃力を誇りながら失点を重ねた広島。

逆に堅守で安定しながら得点を取り切れなかった仙台。

共に主力の多くがチームに留まり、少ない補強人員が結果を出しています。

長期スパンで一定の我慢をしながらチームを作ってきた姿勢も似ています。

 

 

 

ACL出場権が得られる3位争いも激しくなってきています。

現在3位は浦和。勝ち点1差で清水エスパルス、3差で名古屋グランパス。

勝ち点4差の昨年度王者・柏レイソルも諦めてはいないでしょう。

 

2年続けて大量に選手を放出し、一気に若返りが図られた清水。

イラン出身アフシン・ゴトビ監督の2年目、前半はリーグ2位と勢いを見せました。

そうそう、アジア年間最優秀ユース選手賞を受賞した石毛は一度観てみたいです。

名古屋は現在3位の浦和と、リーグ最終節で対戦します。

最近はスクランブル起用のフォワード・闘莉王が大活躍。意地をみせるか?!

 

 

オリジナル10は、実はJ2にもあります。

その中で一番最後のJ1昇格を果たしたサガン鳥栖が、現在8位。

この順位もサプライズではないでしょうか?

昔からのJリーグファンにはお馴染みでしょう、ユン・ジョンファン監督(元韓国代表でセレッソ大阪でもプレー。鳥栖退団と共に引退)は更なるサプライズを見せられるか?

 

 

 

いやいや、上位陣を見るだけでも見どころだらけですね。

近々、久々にスタジアム取材を予定・・・。

 

すみません、現場に足を運ばずにダラダラ書いてしまいました。

ニュースと中継で観ていても、楽しいんです。Jリーグ。