ピラニアのおさしみ

 

私の敬愛するNY支局のスーパーディレクターいわちゃん

NYでたくましく生きる素晴らしい仲間だ

 

 

彼女がブラジルに取材に言ったと聞いて、メールしていた中での一言。

 

 

「あっこさん、NYにいる時、ブラジルに旅行してましたよね。あの時の、

「もらって一番困るお土産ナンバーワンの「ピラニア」の置物」

私の部屋の一番いい場所においてありますよ~」

 

 

ぬおおおおおおおおおおおおおおおおっ

 

 

なんという暴言をぬかすっ

あれは本物のピラニアだぞ

 

これだ。

 

 

 

 

正真正銘、アマゾンのピラニアのはく製。

本物を特殊加工したという、たいそうな(?)代物

 

一匹はNYのいわちゃんの家。

 

 

日本には、我が家のこの一匹しか上陸していないものと思われる

貴重な置物である。

 

 

壊れないように、これをもって帰るのに

どれだけ苦労したことかっ

 

 

 

そんなことをメールしていたら懐かしくなって

あの時の写真を見てみた

 

 

時は2008年夏。

釣り針に肉片をつけ川に投げ込むと・・・・

 

 

びびびびびびびびびっ

 

 

ぬおおおおおおおおおお

きたあああああああああああああああああああ

 

 

こ、これがアマゾンのピラニアだ

どう猛で知られる肉食魚

 

 

 

 

吊り上げたら

絶対に触らずにっ

 

 

さわったら指を食いちぎられますっ

 慣れた現地の人にまかせよう。

 

 

うへえ、肉片を入れるとびりびりとすぐに反応がくる。

 

すごい。

あっという間に こんなに釣れた。

 

 

 

そして、このピラニアは夜、ごちそうとなって食卓に並ぶ。

 

 

 

まずは

お刺身  

ピラニアのお刺身なんて初めてだっ

 

 

 

うん、こりこりしてすごい歯ごたえ。

やっぱり肉食のせいか 油が乗って 身の味が強いぞ

 

 

 

さらに

から揚げ

 

 

 

うん。

これは最高。野性味あふれる味わい。

 

 

 

 

 

そして

同時に吊り上げた、これ。

古代魚を思わせる

鎧ナマズ。

 

 

 

とんかちで叩いてもびくともしない

そんな硬いよろいをまとった不思議な魚

 

アマゾン川には、こうした硬い体の動物がとても多い。

 

 

で、この魚。地元ではご馳走だとか

で、スープになって出てきた。

 

 

 

 

むう。

見た感じ、ちょっと食欲が落ちる。

 

 

食べてみたけど

 ううむ。

むむう。

 

かなり泥のにおいがきつい。

 

う、うろこも、ついたままだ・・・・・・・。ちょっと気持ちが・・・。

 

でも現地の人は

喜んでおいしそうに食べていた

 

 

 

もともとアグレッシブな旅が好きなのだが

 

この時のアマゾンの宿は、ものすごかった。

水しか出ないシャワーに

ライトもなく

 

夜は

 

「ほーほー」なにかが鳴く音のみ。

あああ、すごい場所だったなあ

 

 

 

ブラジルにもし行く人がいたら日本人として

絶対に読んでほしい本がある。

「ワイルド・ソウル」

 

 

ブラジルは日系人がとても多い。

なぜか。

 

このアマゾンには、知られざるむごい真実があり

 その時、偶然 宿で居合わせた90にもなろうおばあちゃんは

ブラジル移民として最初にこのアマゾンの地に降り立った人達の一人。

 

 

深く静かなアマゾンの夜に

私は闇に埋もれていた深い歴史と出会った。

 

 

「こんなおばあちゃんがブラジルの奥にいることを忘れないでいてね」

 

 

いつまでも手を振って見送ってくれたおばあちゃん。

 このピラニアをみるとあの夜を思い出す。

 

 

描ききれない思い出。

今年も、もうすぐ夏休み。

 

今年はどんな出会いがあるのだろうか。