トップランチ~ぐるなび編~

 

「ごはんどこに行く?」

「西麻布近辺がいいなあ」

 

「何が食べたい?」

「なんか、涼しくなったし~お鍋なんてどう?」

 

「どっかいいところ知ってる?」

「あっじゃあ、ちょっと調べてまた連絡するね」

 

 

こんな会話のあと

多くの人がインターネットでお店を検索するのではないだろうか

 

西麻布で・・・お鍋で・・・・予算は えっと5000円くらい。

そんな時、役立つのが、 そう「ぐるなび」だ

 

 

 

 

「こんにちは」

 

大柄で堂々としたたたずまいで登場した ぐるなび 滝久雄会長

そう、印象からして「社長」というより「会長」の名がふさわしい。


重厚な印象をうけるが、お肌はつやつや。

71歳には見えない。

 

「お若い」

と投げかけると、本当に嬉しそうに
「うれしいですね~、まあ若い人と仕事してますし 現役ですから。僕。」


 

にっこり笑った笑顔にあふれる自信。

会った瞬間に こちらにぐぐっと押し寄せる空気の強さは
創業者独特のものだといつも私は思う

信念をもって戦ってきた勲章だ。

 

 

 

「基本的に私達はレストランの「サポーター」ですから。」

滝会長は目を細めた。

 


そう、レストランから販促費をもらい

自社のサイトで紹介するのがぐるなびの事業モデル。

 

つまり

いかにお客さんを誘導し、店を繁盛させるかが勝負なのだ

 

 

ぐるなびがまだ無いときは

レストラン業界にとっては駅前や一階という立地が集客の重要な要素だったそう。

 

 

 

でもぐるなびは、住宅街にあるレストランは「隠れ家的な店」と紹介
地上7階にある居酒屋は「宴会にもってこいの激安の店」などなど

 

今まで人目につかなかったレストランの存在をネットを駆使し紹介した。

 

「確かに私も

隠れ家的な店、って聞くといきたくなりますねえ」

 

思わず納得する。

 

今まで致命傷だった「ひと目につかない」という立地の悪さを、

「隠れ家」っと表現することで 消費者に特別感という魅力を与えることに成功した

 

ふふふ

こっそり店に行きたいシチュエーションも確かにある。

そして人は地図を片手にその店に、どきどきしながら向かうというわけで。

 

 

ただ、

雰囲気も大事だけれど

味に満足しなければ、もう2度といくことはない。

 

 

だからぐるなびは

レストランのために、食材調達やメニューの開発までもサポートするという

 

 

 

そして滝会長の目は

もっと遠くを見据えている

 

「日本にはすばらしい食文化があり、食材があるんです。世界に誇れる文化です

これからはそんな日本の姿を発信していきたいんです」

 

 

社会的に成功をおさめた人間は

次は 国のために身を投じるものだ、と誰かが言っていた

 

滝会長もそうなのだろう

ITを駆使し、日の丸を背負い 食文化を世界へ。

この願いはいつ実現するだろう

 

私も年齢に関係なく、その軌跡を取材したいと思う。