マリコのまーけっとゼミナール~米雇用統計~

今回の用語は、こちら!

 

アメリカ雇用統計

 

アメリカ労働省が、月の最初の金曜日に、前月の結果を発表します。

雇用統計といっても、発表時にはいろいろな指標を発表します。

失業率をはじめ、様々な部門に分かれています。

その中で重要なのは、非農業部門雇用者数

 

 

マリコの疑問その1

「非農業?農業は含まれないの?」

農業部門は季節性が高く、たとえばとうもろこしの収穫の時期になると、どっと人が増え、終わるとサアーっといなくなる。なんてことがあるからです。

 

マリコの疑問その2

「実際に発表時には、マーケットに大きな影響があるの?」

はい。発表後には株価が顕著に動きます。

過去のNYダウを見てみると、市場予想を上回れば株高、下回れば株安になっています。

日本市場には、為替市場を経由して、週末明けにそのまま影響してきます。

 

 

アメリカ労働省が発表する雇用統計以外にも、雇用関連の指標が結構あります。アメリカ雇用統計前日に発表されるADP雇用統計もその一つです。

ADP社が毎月発表している比較的新しい指標で、およそ50万社のクライアント、2300万人以上の給与データを基に算出しています。

 

 

お目付け役からの一言!

「実際、ADPの結果を受けて、日本の株式市場が、アメリカ労働省が出す雇用統計発表まで様子見…なんてことはよくあります。連動しているようでしていません。目途にはなりますが、あてにしすぎると、当日失望する可能性もあるので、過度な期待はしない方がよさそう。」

 

お目付け役の注目!

「同じ雇用関連なら、毎週木曜日に発表される新規失業保険申請件数に注目したい。アメリカ人の多くは、週給賃金。景気が悪くなると、給料をもらいに行った時にそこで解雇されてしまう。その足で、失業保険を申請しに行って、2週間ごとに申請すれば最大26週、失業保険をもらえます。新規失業保険申請件数は、前の週に失業保険を申請した数なのでリアルな数字。雇用統計とは、ちょっと毛色が違うが、アメリカの雇用情勢を的確に表した指標です。」