マリコのまーけっとゼミナール~株主総会~

きょうの用語はこちら!

 

 

「株主総会」

 

株主総会とは、会社の意思決定を行う上での最高機関です。株主は、会社に対するお願いごとを提案できたり、株主総会の当日に、直接、経営陣に質問できたりします。

企業の業績や見通しを発表したり、取締役を選んだり、配当の決定や、会社の事業目的など、会社は、株主総会で株主から、色々と承認を得なければいけない1年間で一番重要な会議です。

 

今年は、株主総会で意見をよく言う“ものを言う株主”が多い年なんです。特に異例なのが自治体などからの提案が挙げられていることです。

例えば…

 

東京電力:東京都⇒経営の透明性や設備投資への競売原理導入   

など、5議案

 

関電:大阪市・神戸市・京都市 

⇒原発の廃止や社外取締役の人事案など 計22議案 

 

マリコの疑問その1

「これは、珍しいことなの?」

自治体が提案することはほとんどない。自治体は総会で安定的な票をとれていた。東京都は、10万株以上を保有する株主に賛同するよう書面を送付

個人株主にはネットで賛同を求めていた

 

 

今年、特に注目された個人株主からの提案は、

27日に株主総会を行った野村ホールディングスへの株主提案です。

   

第3議案:国内の略称を「YHD」と表記、自己紹介する際に「野菜、ヘルシー、ダイエットと覚えてください」と前置きをする。

    

12議案:社内の便器を和式便所に変える。こちらの理由は、今が「ふんばりどき」である。下半身を強化すれば破たんは回避できる。

 

13議案:取締役の呼称をクリスタル役と改名。代表取締役社長は代表クリスタル役社長と呼ぶ

 

などがあります。

今回議案として出されませんでしたが、農業に参入したことをうけて社名を「野菜ホールディングス」への変更を求めた提案もありました。

これらはすべて否決されましたが、総会では取り上げられた19議案のう18議案が1人の個人株主からの提案でした。


 

マリコの疑問その2

「こういうことは今までもあるの?」

お目付け役の答え

通常議案は大株主が提案するものを取り上げることが多いのですが、野村HDは個人株主の提案をあえて取り上げた。

  ⇒株価が下がっている。副業やっていないで本業で儲けろよといった個人投資家の不満から出た提案にあえて答えている。

    ⇒個人投資家の株主総会への参加が多くなってきたことで個人投資家の意見に耳を傾ける会社が出始めた。中長期保有する個人投資家へのアピール。

    ⇒ただし経済界からは、今後、個人投資家などからこういった提案が多くなるのではと懸念している。

 

 

1年に1度のことなので具体的な内容を聞きたい方は、参加してみてはいか

がでしょうか。

 

 

2か月という短い期間でしたが、これにて、マリコのまーけっとゼミナールは終わり

ます。

まーけっとゼミナールは、引き続き、マリコの後輩らが頑張ってくれます!

これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

どうも有難うございました☆