NY洗濯事情

なぜ家に洗濯機がないのか。

スペースはあるのに
なぜ大量の洗濯物をかかえて、わざわざ
みんなコインランドリーにいくのだろう。

NYでは部屋に洗濯機があるアパートはほとんどない。
24階に住む私は、週末、大量の洗濯物を抱えて2階の共有のコインランドリールームにむかう。
あるだけましで、無い人たちはわざわざ街中のランドリーにいく。週末は長蛇の列だ。

面倒だ。
どうにも理解できない。



でっかい液体洗剤を抱えて
たどり着く。(これが重いんだ)NY 003.jpg


えっと
洗濯に2・5ドル
乾燥機に2・5ドルと。(お金を払うんです)

誰が使ったかわからない洗濯機で、自分のもろもろを洗うのはかなり抵抗があるのだが
でも生きていくためには仕方がない

突っ込んでがらがらがら・・・・・
洗濯が終わる45分後にまた降りてこなくちゃ。


ほんとに効率が悪い。
この洗濯業務のせいで貴重な週末の2時間がつぶされるのだ。
こんな大きな冷蔵庫を置く余裕があるなら洗濯機くらい設置すればいいのに。

山積みされた服をたたみながらヒスパニック系の女性が話しかけてきた(英語でよ)
「あなたはどちらの方のところ?」
ん?なんですか?

「私は、@@階のアメリカ人の4人家族なのよ、だから洗濯の量が多くて」
はあ・・・。

「だから週に2回お手伝いに来てるのよ」

ぬおおおおおお。私はお手伝いさんと思われたのか!!!

「すいません、私は住人なんです。」
そそくさと出て行った

なるほど、家族連れともなると自分では洗わないのか。
独り身にはそんな懐の余裕はない。

−部屋で読書すること45分。(「国家の品格」をNYで読む)

洗濯が出来たので乾燥機に入れなおさないとっ
2階に下りて
空いている乾燥機を探して扉を開くと


あれ?中にまだ何かある?
前の人の忘れ物かな?

・\t・・・・・ぬおおおおおおおおお。
スニーカー?これはスニーカーではないかっ?
この人は乾燥機にスニーカーをかけたのか?
なんてたわけ者なっ。
共有の場でのマナーを知らぬのか!

こんなブツのあとに私の大切なもろもろを入れる気は到底起きない。
かといってぬれた大量の洗濯物を持って帰るわけにもいかない。ひどすぎる。

うろうろしていると
さっきの女性が声をかけてきた
「この乾燥機がおわったから大丈夫、使ってください」

ああ、ありがとうございます。よかったー
すると彼女はいった
「あなたは週一度、お手伝いは必要ありませんか?よかったら・・・・」


アメリカは確かに自由の国だと実感するけれど
自由がゆえに社会の格差は歴然としている。

週末の午後にこのランドリーにいる人たちは、多くが雇われている人たちだ。
ヒスパニック系やインド系、気が付けばアメリカ人だっている。


人によっては
いつ何時、このランドリーの住人に転じてもおかしくはない。
それがNY なのだろうか